2012旅納め | 39歳、KLC通ってます→41歳、再開しました→46歳、最後の移植

39歳、KLC通ってます→41歳、再開しました→46歳、最後の移植

2015年第一子を出産、2018年第二子出産。現在凍結胚移植のためklcに通院中です。

この3連休はほぼ家から出ない生活でした。

初日が一番アクティブで加圧に行ってのんびり買い出しし、おうちでしゃぶしゃぶ。

その日の深夜にハチサンに呼び出しがかかって

ほんとは2日目は完全オフのはずだったのに、そのまま夕方まで仕事になってしまい。

わたしはわたしでLadies Dayによるダウン。

そして、最終日こそ出かけたかったけど、雪でそれどころではなくなってしまいました。

まあ、たまには何もしない休日も良いです。


それにしても、思った以上に降ったよね-。

雪の割と多いとこで育ったわたしからすると驚くような積雪でもないけど、

でも都内にしてはかなり珍しいですよね。



さて・・昨年最後の旅行は、恒例の年末一泊旅行。

今回は、実家に帰るまでの道中に寄れること、お値段安め、でリサーチ。

そこで気になったのが、豊橋の伊良湖岬にある

ニューいらごという旅館です。


ネーミングがいかにも昭和って感じの旅館なうえ、温泉はないのですが

いつも参考にさせていただいている旅ブロガーさんがそこのお料理を絶賛されていて、

気になったのです。

お値段も年末だからと言って高騰することもないし、豊橋だと

新幹線で途中下車して行ける。

そして何よりサイトを見て、どんどん気になるお料理が決め手となり、こちらに大決定!!



12月29日出発の前日、ハチサンは当直納め。

当直明けで帰宅後、準備して出発したので乗ろうと思っていた新幹線めっちゃぎりぎりに飛び乗る羽目に。

(相変わらずばたばたな、学習能力のないわたしたち・・)

何とか乗れて良かったけど、空いているように見える指定席は満席とのことで買えず

豊橋まで、立ち乗りでした。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


でも意外とあっという間に到着。

豊橋での下車は初めて。

結構都会!!(失礼)


そこからバスに乗ること1時間半くらい。

70分とのことでしたが、ちょっと遅れてました。

この日はすごい雨だったのでそれも遅延の原因かな。

とにかくめちゃめちゃ疲れた・・


バス停から歩くこと数分で、宿に到着。

サイトで見ていた通り、一見中小企業の事務所(!)のような外観。

宿に入ってさっと記帳し、すぐお部屋に案内してもらってとりあえずほっと一息。

とにかく寒い雨の中歩いたのとバスの長い乗車で疲れてしまいました。


お部屋はオーソドックスな和室。加湿器がすでにフル稼働されていました。

少し休んだら、夕食までにとりあえずひとっ風呂。

ステンレス製の浴槽に身を沈めると、心の底から解き放たれるような、得も言われぬ開放感。

温泉に比べると少々物足りなさはありますが、それでも大浴場はやっぱり気持ちイイです♪


そしてこちらの宿、意外なくらいにアメニティが充実していました。

シャンプー・リンス・ボディソープはサムライウーマン。

いい香りだった~❤

スキンケアも、名前は知らなかったけど、フランス製のもので

ブースター、ローション、モイスチャーローションと揃っていたし、ヘアケア類も。

クレンジングもローションタイプや色々あったように思います。


それにフェイスタオルが使い放題だったのも嬉しい。

(意外と使い放題って旅館は少ない気がする、一度使うとどうしても濡れてしまうので

何回も入るわたしとしては新しいの使えるのはありがたいのです)

それと自立する手鏡が置いてあって、お部屋に持ち込むことができました。

メイクするとき重宝した♪

そしてお風呂の前に冷蔵庫があり、その中のドリンクはなんとフリー。

サイダーやお茶、ジュース、それにビールまで。

なかなか太っ腹ではないですか。



宿の作りも面白く、真ん中に階段が二つあってそれぞれの左右にお部屋が配置されているという

シンメトリーな作りになっています。

で、それぞれの壁に絵が掛かっているのですが、片っ方の壁には女性の後ろ姿、もう片っ方は女性の前からの姿という風に、このユニークな作りを利用した、遊び心も感じられました。

(文章だけだとわかりずらいかも、すみません)



さて、お風呂に入ってさっぱりしたところで、いよいよ待望のご飯です。

こちらの旅館、お食事もいろんなプランがあるのですが、

わたしたちは迷った末にコースクリエイトをチョイスしました。


お品書きがプリントアウトしたものが置いてあったので、レポを書くのも楽々ですw

ここまで文章ばかりで退屈だったかと思いますが、ここからはお写真でお楽しみください♪




まずは食前酒と赤ピーマンのババロア。



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見た目も美しくおめかししたババロア。

ここからもうただの旅館の夕食では完全にありません。

もちろんお味も美味しいです。



続いて前菜の盛り合わせ。



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これまた素敵な盛りつけ。

真ん中奥のグラスに入っているのは、オリーブオイルに浸かった海老なのです。

オリーブオイルが良い感じに絡まったぷりっぷりの海老美味しかった~❤

このアイデア初めて見た。





大アサリの味噌クリーム煮



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この近辺で捕れるあさりはすごく大きいのが特徴みたいで、まるではまぐりのよう。

クリーム煮というか、お味噌汁みたいな感じだったけど

すごーく美味しいです^^




タイラギ貝とグレープフルーツの酢ゼリー和え


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貝とグレープフルーツって組み合わせが斬新!

でもこれが意外と合ってる。

お酢の効いたゼリーでさっぱりいただけます。

イマドキっぽい一品ですね。




ヒラメとミル貝のお作り



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ミル貝うま!こりっこり。

さらにヒラメも、上に乗っかった昆布と山椒が絶妙です。

幸せ❤





すっぽんスープ、フォアグラとフカヒレの湯葉包み



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厚めの湯葉でできたベールを剥ぐと・・



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すっぽんにフカヒレ。

女子には嬉しすぎるキーワード( ´艸`)

そこにフォアグラまで加わるなんて、贅沢すぎる。





ベビーリーフ、蕎麦の実と蛸のサラダ、苺酢のドレッシング。



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苺酢ってのがまた珍しい。

味はサウザンアイランドドレッシングに近い感じで、ほんのり苺の風味が感じられます。

蕎麦の実がいいアクセントになってました。






赤座海老のソテー



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名物赤座海老。

ぷりぷりでビミ❤

おソースも美味しかった~~♪





烏賊のカダイフ揚げほうれん草のソース



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この栗のイガのような針状の衣が烏賊とすごく相性が良かった!

普通に天ぷらのような揚げ物だとこの段階ではキツイと思うけど

これだとさくっといけちゃうのですよね。

ほうれん草のソースもあっさりしていて良かった。




かさごの酒蒸し香味ソース


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ここまでくると、さすがに相当お腹いっぱい。
香味ソースはイタリアン風かと思いきや、和風。

ちょっと味が濃かったかな。

お魚自体はすごく身が締まっていて、ジューシーでした。

ちなみに、手前の緑の楕円はトマトなのです。


写真取り忘れましたが、ここでじゃことわかめのご飯。

そしてお口直しの柚子氷。




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一度持ってきてくださった時、まだわたしたちがご飯食べてるのを見て、

おかわりを聞いてくださり、おかわりすることになったら

こちらの氷は、一度下げて再度持ってきてくださいました。





デザートは、薔薇風味のブランマンジェ、山椒チョコレート、キャラメルチャイ。




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チャイってとこが、しゃれてる&濃厚で美味しかった。

ブランマンジェももちろん、美味しかったし、
ブランマンジェの下に隠れている苺も美味しかった-。

山椒とチョコも意外と違和感ないのです。



質・量ともにとっても満足。

事務所のような外観からは想像もつかない、洗練された創造的な品々。

地の利を活かした新鮮な素材に、創意工夫が加わり、ここでしか味わえないと思わせてくれる

お料理をいただくことができました。


こんなしゃれたディナーを、くつろいだ浴衣姿でお部屋食としていただけるというのが、

このうえもなく贅沢に感じられます。


お料理は、こちらの宿のご主人が担当されているようですが

とにかく研究熱心で、お料理の話となると止まらないくらい情熱を持って作っていらっしゃるようです。

それが存分に感じられる品々でした。



お料理だけではなく、ザ・昭和感の否めない作りの宿には、前述のアメニティを始め、

モダンだったり、アンティーク風だったりなインテリアを配し

イメージアップが計られています。

(そう言えば、バスチェアと洗面ボウルはレットー で統一されてました)

建物は古いけど、お掃除は行き届いているようで、清潔感もあります。

インテリアやお料理で勝負してるって意味では、ちょっとGWに伺った

岩手のビーバーにも似ているかな。


そして宿のスタッフの方々の接客がとても良かった。

ちょっと廊下にあるくつろぎスペースのようなところに座っていたら

「寒くないですか?」とさりげなくヒーターをつけてくれたり、

すれ違う時だけでなく、少し離れたところからでも姿を見かけたら挨拶してくださったり。

ゲストができるだけ快適に過ごせるように、少しでも寄り添おうとする姿勢が

とても印象的でした。


こうした独自性を追求して、ならではの売りを追求している宿って良いな、と感じさせられた2012年でした。



翌日は前日の大雨が嘘のように快晴。

宿を出て、向かった先はバス停ではなく


フェリーターミナル。




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伊良湖岬からは、鳥羽行きのフェリーが出ているのです。

当初は行きと同じようにバスで豊橋駅まで出て新幹線で新大阪へ行くつもりでしたが、

長時間のバスが結構きつかったので、時間は少しかかってしまうけど、旅館からすぐ出ているフェリーで

鳥羽から近鉄でなんばに出て大阪入りすることにしました。

交通費も新幹線の半額くらいですんでラッキー☆


けれども前日の悪天候の影響か、波が高くて最初はフェリー、すごく揺れました。。

しばらくすると落ち着いてきて、甲板にも出られるように。




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帰省スタイルはこんな感じで。

ハチサンのご親戚宅に伺うこの日はワンピできちんとスタイルに。

シルクジャージーのダイアンのワンピは、

バッグの中でもしわにならず、旅行にもほんと便利です♪



鳥羽までは50分くらいで到着。

観光したいところですが、今回は通過のみ。。

近鉄特急でなんばへ向かいました。


久々に近鉄に乗りましたが、

大学が近鉄沿線にあったので、近鉄は懐かしい電車でちょっとテンション上がったな。

大学の最寄り駅を通る路線ではなかったんだけど。


フェリー+近鉄電車で旅行気分も盛り上がり、結果的にこの選択にして良かったです。


今度はゆっくり鳥羽にも行きたいな-。

そして帰りにフェリーでいらごに寄って帰る

というオプションもありだね、なんて話しつつ、近鉄から御堂筋線に乗り継ぎ、

無事親戚宅にたどり着いたのでした。



今回宿泊したニューいらご、ご興味があればご覧くださいね(




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