[ハワイ] 帰ってきたハワイの空港で放った一言 | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ



1ヶ月の日本の夏休みを終えて、

娘達が帰ってきた。

ハワイの空港に着き、

外に出て、

家族全員が開口一番放った言葉は....

はぁ ....「涼しい....」

日本の島の小さな古民家で、

まるで暮らすように滞在した1ヶ月。

本土に比べたらいくらかはマシだけど、

いくら島と言えど、梅雨が明けてからは、

もうマジで灼熱地獄。

花火大会で外に出た以外は、

ずっと冷房の効いた屋内にいて、

とにかく外に出ることが出来ない。

暑すぎる、、、

夏祭りに行たった時など、

ほぼ全員が手に、

小さな扇風機みたいなのを持ってること。

そして扇風機が仕込まれているらしい、

着るだけで涼しいという、

そんな服にびっくり. ....


皆で集まると、

何度も何度も繰り返し、

飽きもせず出てしまう言葉は、

「暑い」「暑い」「暑い」

夜になっても気温が下がらず、

そして、風が吹かない...


見慣れたはずのヤシの木が、

新鮮に映る、久しぶりのハワイ。

1ヶ月ぶりに家に着き、

小さな裏庭に出る。

吹き続ける気持ちの良い風に、

改めて驚く娘。


いつも吹いているから、

当たり前になる。

そのありがたさにも、

その気持ちよさにも、

段々気がつかなくなる。

わからなくなる。

見えなくなる。


日差しは強いけれど湿気がなく、

本当に過ごしやすい、

そんなハワイの気候を、

今さらながら再認識したと、しみじみ。

久しぶりの日本の夏は、

聞いてはいたが、

想像以上に暑く、

更に驚いたコトは、

「学校にクーラーが設置されていること」

これは婆も知らなかった。

昔はそんなモノはなかったし、要らなかった。

遠い昔の昭和の夏は、

30℃になったら「真夏日」などと騒ぎ、

そんな暑い夏には、

学校は夏休み。

お盆が過ぎると、

とたんに朝晩涼しくなり、

鈴虫の声が聞こえ、

秋の気配がしたはず...

それが、いまでは40℃越えなんて.....

年々暑くなって、

もう春も秋もなくなった、、と、

みんな口を揃えて嘆いていたと言うが、

身体に気をつけて、

何とかこの暑さを乗りきってもらいたいと、

しみじみ思う朝。









そんなこんなで、


久しぶりにハワイに帰り、


その夜は


ポケ丼や、ハワイアン料理を、


テイクアウトした娘家族。


が. ......いや、しかし....高い!!!


高すぎる....


そうだった、高かったのだ。


日本で散々安くて美味しいものを、


食べ尽くし


すっかり忘れていた、


ハワイのこの超物価高に、


苦笑い。


さぁ、現実に戻って、


今まで散財したツケを払うべく、


働くのだ~!!




どこに住んでも、一長一短。


その良いところを見つけ、


日々忘れることなく、


感謝して過ごそう.....




そうだよね、、


って窓の外に向かって一人呟いてみる。


が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、


何にも言わず、


ただ黙って佇んでいるだけ....


続く。


(昨日のサンセット)

(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド)