[ハワイ] ハワイの孫が日本で喜んだこと | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ




娘と孫の日本帰国。


その1ヶ月は、あっと言う間に過ぎて、


もう後、残すところ2日だけとなった。


暮らすように過ごした島の夏休み。


その間に、家の前の林から聞こえた、


鳥達の声は、梅雨が終わり、


暑さを増す毎にセミの声へと変わっていった。


本土とは5℃ほど温度が低い島。


7月初めは朝晩まだ涼しかったのに、


いまでは、


クーラー無しでは生きてはいられないほど、


暑くなった。


15才のお孫は、日本食が大好き。


特に魚介類には目がない。


ハワイに比べたら格安の、


念願の旬のそれはそれは美味しい、


本場の刺し身を、寿司を、煮魚を、


天ぷらを、ラーメンを、


毎日たっぷり食べ続けた。


島の海岸で釣りをし、


その釣った魚を塩焼きにして食べた。


地元のお祭りを従姉妹と楽しみ、


花火大会を見て、


ハワイでは出来ない線香花火を、


小さな庭で皆でした。


これもまた、


ハワイにはない温泉に何度も入り、


思春期真っ盛りの15歳の顔に、


ボツボツ出来ていたニキビは。


日本食と温泉のお陰だろう、


見事に消え失せ、


つるっつる、すべすべお肌に変わり、


大喜びしていると、報告があった。


男の子だってやっぱり思春期だからね~


ニキビ面よりも綺麗なお肌が、


女子にはモテるだろよ~(笑)


娘の40代の幼馴染みは、


わざわざ何度も会いに来てくれ、


お互いの近況、そして今の悩み等を、


打ち明けあい、充実した時を過ごした。


そうして、年に一回の再会をたっぷり楽しみ、


夏休みを謳歌した娘家族。






ハワイとは違う、


島での静かなサンセットを眺め、


日本語をいっぱい話し、


日本のテレビもいっぱい見た。






老夫婦が思いきって買った、


40年物の小さな島の古民家。


ご縁があって巡り会った我が家。


自分達のためもそうだけど、


娘夫婦や孫達が日本に


少しでも長く滞在出来て、


ここで快適に


暮らせるために、


一生懸命整えた。


掃除をし、畳を、襖を変えた。


冷蔵庫に洗濯機、お風呂のボイラー、


掃除機に座椅子、布団にお風呂の椅子、


食器等の細々したものを、


毎日毎日買い続けた。


いつか自分達があの世へ行ったとしても、


彼らがこの日本の婆と爺の家で、


過ごした夏休みは、


ずっとずっとその記憶に残るだろう。


お金では買えない、


夏休みの思い出を、


しっかり詰め込んで、


ハワイへと元気に帰ってきてもらいたい。


なーんてことを、


コーヒーを飲みながら一人思っていると、


ハワイはまたこんなレインボーを、


プレゼントしてくれた。




サーっとシャワーが来て、

ワイキキ上空に半分の虹が現れた。

その後、角度を変え、

今度はこんなハッキリした大きな、

ダブルになって、

ワイキキを包み込む。



さぁ、、今日もパートだ。


我ら老夫婦も、


来年に向かって頑張らねばならん。


日本帰国まで後、9ヶ月しかない!!


それまで待っていておくれ....


我が小さな島の家よ....




そうだよね、、


って窓の外に向かって一人呟いてみる...


が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、


何にも言わず、


ただ黙って佇んでいるだけ. ....


続く。


(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド)