[ハワイ] 老夫婦が今でも必死で働く訳 | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ



昨日、パートを終え、


バスに乗り帰宅したのは、夜8時前。


爺も忙しかったらしく、


同じ頃帰ってきた。


生活のためとは言え、


70代のフルタイムはキツイだろう....


が、来年の日本帰国の為に、


文句も言わず、頑張る爺。


夕飯は、簡単に冷凍うどんを卵とじにして、


その上にネギとワカメ、


お土産でもらったもずくを盛った。


七味唐辛子を振りかけ、


フーフーいいながらうどんをすする老夫婦(笑)


とにかく、


生きていくため、


老後のため、


年に一回の帰国のため、


年金を貰っていようが関係ない。


こうして夫婦で黙って働くしかないのだ。


うどんの後ビールを飲みながら少し話す。


日本は梅雨、島の辺りは大雨らしいけれど、


我らのあの小さな古民家は、


大丈夫かだろうか...


雨漏りしていないか、


床下浸水していないか、


流されてやしないか、


これって、まるで遠くに離れている、


子供の心配をしてるよう(笑)



ビールを飲み終わる頃、急に眠気が襲ってきた。


シャワーを浴び、


ベットに倒れ込むように秒で寝た、


60才のお婆さんも、


7時間の立ち仕事でこちらもぐったり。


夜中に1回トイレに起きたけれど、


ぐっすり寝て、


6時前、目を覚ますと、


爺はもう仕事に行っていなかった。


外はもう明るい。


鳥達の元気な声が聞こえる。


きっと今日もハワイは、


青空の良いお天気になるだろう。







2人の子供が出来た。

一人はハワイに、

もう一人は日本の小さな島に....

この子達のために懸命に働こう。

だって我らは親だから、

2人をちゃんと面倒みなくちゃならんのだ。

でも、その目標、それがあるからこそ、

頑張れる.....

楽しみができた。

元気でいなくちゃとも思う。



年に一度、

日本にいる子に会うのを楽しみに、

指折り数えて待とう、その日を。

だから大雨にも、

夏の灼熱地獄にも、

台風の大風にも、

そして、冬の寒さにも、

どうか耐え抜いておくれ....

一緒に頑張ろう....な。

と、海の向こうの、

小さな家に向かって話しかける。



そうだよね、、

って窓の外に向かって一人呟いてみる、

がダイヤモンドヘッドは今朝もまた、

何にも言わず、

ただ黙って佇んでいるだけ...

続く。

(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド)