アロハ
安売りの店ROSSで買ってきたスーツケース。
まだオープンしてないけど、
どうにも小さくて何だか収まりそうもない。
自分で買ってきておいてだけど、
もう一回り大きいサイズにしようかな?と、
昨日は車は無かったので、
シニアホロカードで、颯爽とお婆さんは、
ザ•バスに乗り込む。
到着したのはワイキキのROSS~!!
午前中なのにもうレジには、
観光客たちが列を作っている。
さっそくスーツケース売り場に突撃。
やっぱり主流は、買ってあるあのサイズだけど、
一回り大きいビックサイズもあるじゃん!
それに既に買ったスーツケースよりも安い!
こんなこともあろうかと、
値札もはがさず、レシートも取ってある。
うん、返品してこっちに変えよう!!
いい感じのを見つけた。
値段も60ドル台。
でもバスで来ているから、
持っては帰れない。
お金だけ払って預かって貰えるかどうか、
後で車で取りに来るからと
先ずは、セキュリティの人に聞いてみる。
たぶん大丈夫だとは思うけど、
ちょっと待ててね‼
と、レジの人に聞いてくれた。
お金払うなら大丈夫よ!と言ってくれて、
気持ち良くお礼を言う。
そして、選んだスーツケースを持ち、
レジに並ぶ。
7、8分並んで自分の番が来た。
そう言えば今日は火曜日。
シニアディスカウントの日じゃないか!!
55才以上で、確か10%OFF になるはず、、
と、財布からだそうとしたら、
いきなり、レジの60前後のアメリカ人女性が、
イライラした声で、
IDなんかもういいから、
早くスーツケースの値札をこっちに向けて!!
と、金切り声で言われる。
びっくりしたけれど、
ま、これくらいは、ここではよくある話。
ハワイに来て20年以上、
お客様は全く神様でもなんでもなく、
どっちが客か分からないくらいの対応には、
もう慣れてるはずだったけど....
彼女のイライラは止まらず、
早口で「キャッシュ or クレジット ?」と、
答える暇もなく何度も言う。
気持ちを落ち着かせて、
「後で車で取りに来るので、
ここに置いておいて貰えますか?」
と、聞くと、
最高潮の大きな声を張り上げて、
「NO~!!!!!」
と叫ばれた、、、
横にいたお客さんもびっくりして、
こちらを見ている。
もう、唖然。
怒鳴れば怒鳴るほど、こっちは落ち着いて、
「でも、ほら、あの彼女は、
オッケーって言ってくれましたけど」
と言うと、
ちょっとバツの悪い顔をして、
うざそうに、
「じゃあ、いいわよ!!」
「で、いつ取りに来るの!」
「何時まで開いていますか?」
と丁寧に聞くと、
「そんこと知る必要はないわ!」
「8時よ、
8時までに来なかったらどうなってるか
知らないわよ!」
と、いい放った顔には、
髪はふり乱れて垂れ下がり、
眉間には深いシワが寄っている。
普通でいい。
別にお客様は神様の対応を、
望んでいるわけなどない。
ただ普通に言って欲しかった。
もう何も答える気力もなく、
とりあえず、
スーツケースを預け、
お金を払いレジを後にし、
10歩ほど歩いてまた振り返った。
その時にムラムラと怒りが沸いてきた。
どうにも我慢ならん!!!
一言言ってやらねば、
気が済まん!!
そして、もう一度すたすたと戻って、
他のお客さんをしている彼女の前に行き、
言ってやった。
次回へ続きます~!!
そうだよね、、
と、窓の外に向かって一人呟いてみる、、
が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、
何にも言わず、
ただ黙って佇んでいるだけ....
続く。
(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド)