[ハワイ] もうこれが最後かもしれない | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ




わーい!

無事に昨日パートを終え、

今日から3日お休み~

嬉しい....

だけどやらねばならんこと目白押し。

日本帰国まで1ヶ月をきった。

少しずつ準備をしておかねば、

あっと言う間に時間は過ぎる。

まだまだお土産は足らない。

日本円にも、もっと両替しておかねば...

忙しい、忙しい。

1年ぶりに会う親戚に友達。

うわぁーまた随分と老けたねって、

思われるのを最小限にするためには、

白髪染めも必須....

そんなことを思いながら、

窓の外にに広がる青い空を見つめる朝。

旅行に行く、楽しい思い出を作る....それって、

当たり前じゃないんだ。

誰でも、いつでも、行けるわけじゃないんだ。

そんなことを身に染みて思った、

突然だった、まさかの爺の病気。

この婆だって60代...

明日どうなるか、

それこそ一瞬先のことだって、

誰にもわからない。

いつまでこうして我が母国日本に、

二人して帰ることが出来るのか....

70代と60代の夫婦のその期限は、

近い将来、いつかは切れる日が来る   .



特に爺の病気以来、

この言葉が頭から離れなくなった、

「もう、これが最後かもしれない....」








いつものように、

老夫婦2人で乾杯し、

ビールを飲む、

爺の横顔を見つめる、そんな時、

5才の孫娘を預かって、

2人でふざけあって、

屈託のないその可愛い笑顔を見ている時、

窓から見えるワイキキの青い空を眺め、

ダイヤモンドヘッドにご挨拶する時、、、

自分は、

一体いつまで、

このシーンを見ることができるんだろう、、、

この横顔、この笑顔、そしてこの景色を....

もう、これが最後かもしれない。

明日はないかもしれない...

そう思って毎日を生きるのだ。

人生の最終コーナ-はもう既に回った。

いつ、そのゴールが来ても、

おかしくない....



そうだよね?

って窓の外に向かって一人呟いてみる、、

が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、

何にも言わず、

ただ黙って佇んでいるだけ....

続く。

(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド)