[ハワイ] 20年以上ビーサンを履き続けた結果 | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ



お天気はいいのに、

昨日も風が冷たかった、ハワイ

パートの帰り、

夜8時過ぎ、バス停でバスを待っていたら、

ビーサンを履いている足が、

凍えた。凍えるのは分かっていても、

何故だかやっぱりビーサンを履いていく。

だけど、さすがにこの時だけは、

ホカホカのムートンのブーツが、

マジで恋しく思ったけれど(笑)

寒いと分かっていても、

雨が降るのが分かっていても、

履くのは、何故だか年中ビーサンばっかり。

もう手放せないその魅力って、

一体何だろう。

20数年前、

ハワイに来た時の忘れられない、不思議な光景。

ハワイの人々、老若男女、

小さな子ども達に至るまで、

みーんなこぞって履いているのは、ビーサン。

それも年中(笑)

いやいや、大層驚いた。

日本では、潮干狩りか、

夏、ちょこっと海水浴に行く時使うだけで、

後は、埃かぶって下駄箱の隅。

いくら真夏だって、普段の生活で、

ビーサン履いてスーパーにいく人なんて、

めったにいない、、、、

あれから20数年、

そんなことを思った日本のお婆さんは、

今では、

すっかりロコになり、年中ビーサン生活。

ビーサンはビーサンでも、

普段着のビーサン、

よそ行きのビーサン、

色違いのストック等色々揃えてある(笑)

そんなだから、

足はむき出しで日焼けし真っ黒。

汚い話だけれど、

踵も乾燥して固くなる。

でもいいのだ。

世界中探しても、

こんな便利で愛する履き物はないのだ。

先ずは、手軽。

さっと履けて、さっと脱げる。

かがんで、いちいち紐を結んだり、

チャックを閉めたりする手間もない。

足を締め付けないから気持ちがいい。

これって人間と一緒かも?

この解放感を一度でも味わうと、

もう普通の靴には戻れない。

足は自由過ぎて、

ハワイに来て随分と幅広になった(笑)

それに超物価高のハワイ。

ありがたいことに、ビーサンはとにかく安い。

安いけれど、

デザインも色もいっぱい揃っていて、

選ぶのも楽しいし、

結構丈夫でなかなか壊れない。

どんなに汚れても、

さっと洗えばすぐに綺麗になる。

ビーサン、スニーカー、普通の靴、

この3足あれば、

もう十分暮らしていけるハワイ。

医療費は高いけれど、

こっちの「衣料費」は随分と安く済む(笑)

 ブーゲンビリアだって、

4階建てアパートを覆うように、

育つ、ハワイ。






写真を選びながら、

やっぱりこの景色には、

ビーサンがぴったんこ(笑)

そうだ日本のダイソーで、

我が愛するビーサンを大量買いしてこよう!

そんなことを思う、

今日も青空が広がるワイキキ上空。

さぁ、今日パート頑張ったら、

明日から3日のお休みが待っている。

足腰が微妙に痛いけれど、

とにかく5月までもうすぐ。

気合いを入れて、

とにかく今日も一生懸命勤めよう.....


そうだよね、、、

って窓の外に向かって一人呟いてみる...

が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、

何にも言わず、

ただ黙って佇んでいるだけ....

続く。

(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド、)