[ハワイ] ザ•バスの中での涙 | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ


(今朝の山側)

昨日の朝、ブログを書き終え、

弁当と水筒を抱えて、

バスに乗りパート先のアラモアナへと向かう。

頂いたコメントを、

何度も何度も読み返す。

ヤバい....また泣けてくる、、

涙が溢れ出てくる。

バスの中、必死で堪える。

他の乗客に見つからないよう、

そっと涙を拭う。

バスから降りて、

心を落ち着けるために、

仕事の前にいつも籠る、

アラモアナのトイレに入る。

とたんに、

それまで堪えていた涙が溢れでた。

こんな自分のために、

多くの人がこんなにも励ましてくれる....

貴重な時間をさいて、

自分のためにコメントを書いてくれる、、

ご自身の辛かった時の体験を話してくれる。

その厳しくも温かい言葉の一つ一つが、

心の中に染み入り、

荒んだ被害妄想の塊の婆を、

優しく包み、癒してくれる....

パワーを貰い、そして元気を頂く。

嬉しくて、ありがたくて、、

一人、幸せな気持ちになる。

化粧はすっかりよれたけれど(笑)

さぁ、時間だ。

涙を拭いて、

前を向き、しっかりした足取りで、

仕事場へと向かう。

裏口に着き、

カギを開けて入る前に、

頂いた言葉を心の中で唱える。


あの時頑張って良かった。
あの時辞めなくて良かった。

そう、いつか思えるように、、、、、

あなたはもう要らない。辞めて下さい。

と、言われるまで、

負けるものか、と、

しがみつこう。頑張ってみよう。

静かに手を合わせてお辞儀をし、

ゆっくりと中に入った。








そして、その日、

いつもいつも、

助けてもらってばっかりだったけど、

閉店間近の忙しかった同僚の、

手助けが少しだけど出来た。

嬉しかった.....

帰る時、

「婆さん、今日はありがとう」と、

初めて言ってもらえ、胸が熱くなった。

そんな嬉しい日となった。



仕事が終わり、

いつものようにバスに乗って帰宅中、

どこからかすすり泣くような声が聞こえた。

前方に座ってる40代くらいの女性が、

携帯を見ながら突然泣き出した。

その涙は止まらず、

おいおいと泣き崩れる。

良くない知らせが届いたんだろうか....

後ろに座ってた年配の女性が、

そっとティッシュを渡す。

その姿を見ながら、

心の中でそっと呟いた。

「頑張って.......」

朝のバスでは、自分が嬉し涙を流した。

この人の涙は一体何の涙なんだろう....

ここまで書いて、

窓の外を見ると、

こんなにも雲が綺麗な朝焼けが、

山側に広がっていた。



仕事で悩めるのも、働ける場所があるから。

仕事で悩めるのも、身体が元気だから。

そう、生きているから.....


そうだよね....

って窓の外に向かって一人呟いてみる、、

が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、

何にも言わず、

ただ黙って佇んでいるだけ....

続く。

(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド)