アロハ
自転車操業中の我が家....
時給(17~20ドル)に目が眩み、
もう一つパートを探し始めた、60代。
世界の楽園ハワイは、
コロナ前よりも、
もっと忙しくなっている。
よーし、
ここいらで一発、
少し小金を稼ごうじゃないか!
と、鼻息も荒く就職活動、
いや、パート活動開始した、婆。
なんせコロナ前まで4つの仕事を掛け持ち。
お金はないけど、
人脈だけはある(笑)
元同僚や知り合い、
とりあえずみんなに声をかけた。
この前、有料で取っている、
日本のテレビ番組を観ていた。
どこかのさびれた村を取材していた、
レポーターが、
「この限界集落の住人は、
65才以上のお年寄りがほとんどです。」
ボーッと観ていたけれど、
急にこの言葉に反応する。
えっ? 65才以上のお年寄り....
お年寄り??
65才以上のお年寄り......
そうか、65才からお年寄りになるんだ。
って誰が決めたんだよ!!
なんだかなぁ。
分かってはいるけど、
正真正銘のお婆さんっていうのは、
百も承知だけれど、
お年寄りなんて言われたら、
もう心底がっかりする。
もうちょっとましな日本語ないんだろうか。
でもちょいとおしゃれな情報番組なんかでは、
シニア世代とか、いきいきシニアとか、
おしゃれで若々しいシニアなーんて、
使い分けているのはなんでだろう。
まぁ、限界集落の取材だったら、
やっぱりお年寄りの方、
がしっくりくるのは確かだけど(苦笑)
シニアとお年寄り。
不審者、ホームレスに間違われて、
通報された婆は、
やっぱりシニアじゃなく、
どう考えてもお年寄りの部類だろう(笑)
その「お年寄り」が、
これからパート探しかぁ..
なんだかなぁ....
こんな年で仕事あるかなぁと、
まだ若い50代の友だちに、
ラインでぶつぶつ言うと、
ハワイだって、
5人に1人は65才以上だって、
ラジオで言ってたよ。
だから大丈夫よ。と苦笑いされた、
きっとどこかにいいパート先あるわよ。
それに、、何より人手不足だからね~
そうか、そうだよね、、
人手不足。
いい言葉だ(笑)
この人手不足の波に乗って、
何とか条件のいい仕事場を見つけたい。
と、夢を見るシニア、、いや、お年寄り...
そうだよね?
と、窓の外に向かって呟いてみる。
が、ダイヤモンドヘッドは、今朝もまた、
何も言わずただ黙って佇んでいるだけ....
続く。