[ハワイ] こんなに違うアメリカと日本の学校 | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ



孫が学校に行きはじめて、

一番びっくりしたこと...

それは、ハワイの学校では、

親が必ず送り迎えすること。

これはハワイに限らずアメリカも同じ。

中学生になった今は、

中にはバスで帰ったりする子もいるけど、

基本親が送り迎えをする。

2時過ぎにはもう学校は終わり、

お迎えの時間となる。

日本のような、

遅くまで残っての部活なども無さそうで、

みんなが一斉に下校。

いやいや、これって大変だよなぁ、、、

仕事なんかしてたら迎えに行けないじゃん。

この時間は、いつも学校の周りは、

お迎え車で大渋滞。

そんな中、この度、

婆は遂に「初めてのお迎え」を頼まれた。

通常は娘夫婦でなんとかする。

無理なときは、

婿殿のグランマかグランパが迎えにいく。

が、この時は2人とも日本旅行で不在。

爺が自転車で仕事に行ってたから、

たまたま車があった。

それで初めて婆に白羽の矢がたった。

ドキドキしながら「初めてのお使い」、

いや、「初めてのお迎え」に向かう。

学校の随分手前からずっーと大渋滞。

みんな路肩に駐車して、車で子供を待っている。

子供のため、安全のためだろうが、

凄いなぁ、、、と感心する。

今でもそうだろうけど、

日本では、子供は勝手に学校から帰ってたはず。

婆だって、小さな小学生の1年の時から、

重いランドセル背負って、

田舎道を一人で行き帰りした....

中学、高校になると自転車。

雨の日なんてカッパを着て、

足元なんて濡れながらも、

学校は自分で行き帰りするもんだからと、

必死になって通ったもんだが....

国が違えばこんなにも違うのか、、、



そんなこんなで、なんとか孫をゲットし、

家に連れて帰った。

しばらくして、婿殿がウチに迎えに来た。

日本ではね、行き帰りは子供が、

自分でするんだよ。小学校から。

と言うと、目を見開いて驚く。

冬の日なんて帰りが遅くなって、

北風が顔に吹き付ける中、

マフラーをして、

暗がりを一人自転車をこいで、

必死に帰ったことだって何回もあるのよ~

えぇー!!誘拐されたらどうするんだ!?

誰の責任になるのか?

いくら日本が安全とは言え、

それは絶対におかしい....と、

信じられないように、

首を振った、ロコボーイの彼....

そう言えば. ...

今年、日本に帰国した時、

参観日にお嫁さんと連れだって行った、

孫娘の日本の中学校でも、

のけ反り帰ることがあったっけ....

続く。

(朝方のシャワーの後の短い虹)
(ワイキキ)
(今朝のダイヤモンドヘッド)