写真のジャックフルーツはハワイ島サウスコナで拾ったもので重さ11.5kg、大きさ40cmです。これジャックフルーツとしては小さい方で、重さ50kgで大きさが70cmにもなるものもありギネスブックに登録されている世界最大のフルーツでもあります。
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パラミツ(波羅蜜)はクワ科パンノキ属の常緑高木。漢字だと波羅蜜と書くのですがなんかお経に出てきそうです。英語で、ジャックフルーツと呼ばれ、東南アジア、南アジア、アフリカ、ブラジルで果樹などとして栽培されている。東アジアでは台湾南部や中国南部で栽培されています。
熟れたのは果物としてそのまま食べるが、まだ熟れてないのは野菜として料理に使われます。 「ジャックフルーツ」とは「貧しい人の食べ物」の意見なので、貧しい家族でも40キロもある大きな実があれば、一家族全員の食事をまかなえることからきたという説もあるのですが、本当はポルトガル人がケララの言葉マラヤラム語で「丸い」という意味のことば「チャッカ」を聞き間違えたことからという。チャッカからジャックになったようです。
詳細:Tropical Fruits by Desmond Tate
学名:Artocarpus heterophyllus クワ科
原産地:インド
分布地:南アジア~東南アジア一帯、東アフリカ、熱帯アメリカ
品種:果肉の堅さから2種類に分類される
調理:熟した果肉をフルーツとして食べるほか、未熟な果肉・種子はカレーや煮込みに、種子はピクルスにも。
場所はサウスコナ11号線沿い、10キロ以上の重たそうな実が10個以上ぶら下がっていました。友人の家の近所だったので前から気になっており、写真を撮りに行ったら落ちていた!
でかいのが2つ落ちてる、ハワイ島のくだもの拾いはレベルが違います。
2つで22キロありました。
パパイア、リンゴと大きさを比べてみればかなり大きいのがわかったて頂けるでしょうか。我が家のパパイアも大きな方ですが、りんごがこんなに小さく見えます。
良く熟れてから食べた方が美味しいそうで、まだ熟れいないものの果肉や野菜として食べたり、種も炒めて食べることが出来るそうです。
南国のフルーツは熟れる前は野菜として使えるものがよくあります。青バナナの炒めもの、青パパイアをサラダにしたり炒めたり肉と煮込んだり、青いマンゴのピクルスと確かに木になる野菜がいっぱいあるです。
押してみると柔らかくなり、皮と果肉が少し離れてきたようなので切ってみます。
ブドウの房のように黄色い果肉が、この中に象牙色した種が入っています。
木工用ボンドのような白い液が出てきて、本当にボンドのように実を取り出すときに手をベチャベチャにしてくれました。たぶんこれは接着として使えそうです。あとこの繊維状の果肉(食べれない部分)も叩いてつぶしたら鳥もちや接着剤にでもなりそうです。
黄色い果肉の中の象牙色の種を取り出して、食べきれない量なのでタッパーに入れて冷蔵庫で保管すれば、かなり長い期間保存できます。匂いはちょっとドリアン的かな、味は今まであじわったことのないもので、繊維質と歯ごたえのあるバナナかな?
ちょっと難しいです。
象牙色した綺麗な種は飾り付けに使えそうです。ハワイ島に来て食べたい方は、
季節限定でサウスコナフルーツスタンドで売られていることがあります。
それか道端で拾ってくださいね。
私としては家族の反対があっても庭に植えてみたいフルーツです。
山本茂