年末年始美味しい食事をいただく機会が続いていますニコニコ

今年の目標は、和食をもっと上手に作れるようになる。和食と言っても日本の和食ではなくて、こちらハワイ(特にヒロ)のジャパニーズフードの味付けを上手になりたい。

 

私の父は東京出身、母は栃木県出身、私の育ちは東京と千葉県。 ハワイの移民は広島、山口、熊本、沖縄が多くて、ハワイのジャパニーズフードの味付けも自ずとそれらの県が馴染みになっているようです。

例えば私の実家では”煮しめ”と言ったことがなくて”筑前煮”と言っていました。そして出汁に海老を使うことはありませんでしたが、こちらは粉末の海老風出汁だったり、乾燥した海老(桜海老のような薄いのではなくて、普通の海老を硬くなるまで乾燥してあるやつ)を炒め物の最初に油と炒めて味を出したりします。それとか三杯酢を作る際にお砂糖とお酢、そして乾燥海老を入れて、海老が沈んだらお酢は使い頃だったりします。

 

味噌も那須に住む母の姉が作って送ってくれるのですが、その味噌は濃い茶色。お味噌汁はそれが定番だった実家ですが、こちらでは辛すぎで、白味噌が好まれます。しかもハワイで作っているもの。

お醤油も好みはあると思いますが、キッコーマンは辛いという人が多く、ヤマサ醤油を使う人が多い。

 

私は仕事の関係でハワイ島で生まれ育った日系人の方々と関わることが多く、ジャパニーズフードをいただく機会が度々あるのですが、とても美味しくてしっくり体に染み渡ります。田舎料理がやっぱり美味しい。日本から渡ってきた明治、大正時代の日本食をこちらハワイの気候と限られた食材と各家庭での味付けで、ジャパニーズフードになっていったわけです。

 

話は長くなりましたが、約6年介護のお仕事で伺っていた日系人のクライアントの娘さん(70歳)とは今では家族のように仲良くさせていただいて、私にとってはハワイ島の実家になっています。

この日は、白あえとドライサイミンを美味しく作るために教えてもらいに行きました。

↑上から ドライサイミン、牛蒡と蓮根のきんぴら(乾燥海老で味付けされている)、白あえ、わさびとキノコのパスタ、枝豆。

お正月時期にしか手に入らない牛蒡と蓮根を私のために用意していてくれていました。写真にはないけども黒豆も。帰りには家族恒例の餅つきでついた餅も持たせてくれました。

 

白あえは私は実家でも食べた記憶がなく、以前この彼女が作ってくれたのが美味しくて美味しくて、ぜひ教わりたいと思っていました。

豆腐と味噌でソースを作っているところ。

 

すり鉢で擦ったごまも投入。

 

白あえは簡単だけども一つずつの食材の下準備に時間がかかる料理でした。

 

ハワイでは?日本でも?白あえは精進料理でハワイでもお葬式で食べる料理だそうです。

 

四角オレンジレシピはこちら四角オレンジ このレシピは地元ヒロのレシピ本からですので思いっきりローカルレシピです。

 

 

(レシピではピーナッツバターを入れていますが、私たちは使いませんでした。)

 

ドライサイミンも私は大好物。ハワイのラーメン”サンヌードル”を塩焼きそばのように調理したものです。

麺と粉末スープの素が2つずつ入っていて、麺は全部、粉末スープの素は1つ、そこに醤油とオイスターソースを入れています。

 

チャイニーズレストランのチャウメンは味がなくて好きじゃないけど、このドライサイミンは本当に美味しい!

 

彼女がKTAで買ってきたポケモ美味しかったです。てっきり解凍したアヒを使ってポケを作っているのかと思ったけど、KTAのポケはフレッシュアヒを使うようになったの? 一度フレッシュアヒのポケを食べたら、フードランドなどの解凍アヒポケは食感と味が違いすぎて食べられません!

 

次回はすき焼きを作って食べようということになりました。

生卵を食べる習慣がないハワイのすき焼きは、卵にディップしなくても食べやすい味付けです。

私も生卵が苦手なので、ぜひ教わりたいです!

 

人の優しさに感謝。

 

ハワイ島でノンビリ暮らし