自分の願いが相手のヨロコビになること | 暮らしに愛と勇気を from ハワイ島

暮らしに愛と勇気を from ハワイ島

ハワイのAlohaは自分と周りの生命、地球と調和した生き方。
愛と勇気を大切にする非暴力コミュニケーション (NVC) と
共通するベースがあります。ハワイ島の自然の中で先人たちが
残したものを学び統合し伝えながら暮らしています。

みなさま、アロハ!
 
NVCを学ぶ中での体験をシェアする記事。
Yoram Mosenzonのアドバンス・クラス。
7週間クラスの2週目。
 
 
 
アドバンスでは何かマジックを学ぶ
というわけではない。
 
初級、中級でやったのとトピックは同じ。
NVCの仕組みはシンプルなのです。
 
でも、それをより深くより自然に。
日常で自然に出てくるように
と言うよりも自分の一部になるように
じわじわと消化していく。
 
 
先週と今週は「リクエスト」
NVCの「リクエスト」=お願いすること
には幾つかの種類があります。
 
インティニティのループのように
会話が繋がり深まるような
リクエスト。
 
言ったことが伝わっているかを
確認するための「伝え返し」を
お願いするリクエスト。
 
そして
自分が望むことを叶えて
自分の人生を豊かにするために
相手にしてほしいことを伝える
アクションを求めるリクエスト。
 
 
ペアワークは
曖昧な「ずれた」リクエストを
相手が真に望むものを推測して
わかりやすいリクエストを生み出す
というもの。
 
ロールプレイの醍醐味は
いつの間にか、その人のように
感じたり考えたりし始めること。
 
普段の自分には起こらない
感情を体験、吸収して
その背後にある大切にしている思いに
繋がり感じることで
自分の共感の幅を広げられること。
 
それは、理解できる相手が増えること。
 
 
 
今回、出てきたお題は
『パートナーにもっとかまってほしい』
 
そこから・・・
「求めているのは繋がり?」
「う〜ん。近いけど違う。」
「ではパートナーシップ?」
「それはもう感じているけど、
何かが足りないの。」
「見てもらうこと?
受け入れてもらうこと?」
「う〜ん。違うんだよね。
それ聞いてて感じたのは・・・
もっと気づいてもらうことかな?」
 
なんてやりとりをじわじわ続けて
最終的に
 
「もっと一緒に時間を過ごしたいよね?
今夜一緒に映画を見てから
晩御飯を食べに行くってどう思う?」
 
と、具体的なリクエストにつなげていく。
 
 
 
なんだ、簡単じゃん!
その通り。
 
言語化できていなかった
モヤモヤがこうやって形をとり
相手に伝えられる。
 
とてもすっきりして
自分の中にスペースが増えて
キラキラも増えて
お互いの笑顔が大きくなっていく。
 
二人とも、なんだか、楽しくて
なんだか、幸せ。
実際には映画もディナーもないなんて
全く関係ない。
 
「一緒に過ごすことで
相手がこんなに笑顔になるなんて!」と
リクエストしてもらった喜びを
じわじわとかみしめる。
 
 
 
 
NVCを作り上げたマーシャルが言っていた
「リクエストは相手への贈り物」
という言葉を、知識ではなく
ハートや細胞でにより深く刻んだ時間。
 
 
NVCの仕組みはいたってシンプル。
それがしっかりと体に刻みこまれたら
呼吸するように自然に
日々の全てのシーンで非暴力で
いたいと感じる。
 
そんなワールドですキラキラ
(というのが今の私の理解です)
 
また体験をシェアさせてください
また読んでくださると嬉しいですドキドキ
 
心からのアロハを込めて
Keiko