以前から気になっていた舞鶴のそばにある由良川橋梁を見に行ってきました。
どうしても晴れの日に行きたかったので、予定日ギリギリまで天気予報をこまめにチェックし、2日前に晴れを確信してから宿泊施設とバスの予約を取りました。
京都丹後鉄道の西舞鶴駅の車庫とホーム。
駅前の駐車場から撮影しています。
改札口が分からず、間違えて関係者用の入り口に辿り着いてしまいました。ちょうど職員の人を見かけたので近づいて改札口の場所を聞こうとしました。でも、話を遮るように、ここは立ち入り禁止なので出てくださいと強い口調で言われました。カメラを手にしていたので、無断で入り込んで車庫の列車を写そうとするマナーの悪い撮り鉄と間違えられたのかも知れません。
方向音痴の私が悪いのですが、せめて話はちゃんと最後まで聞いて欲しかったです
幸先最悪のスタートで、早くも家に帰りたくなってきました。
橋梁を渡って最初の駅、丹後由良で降りました。
上り側に駅舎があり、出入りもそっち側のみになります。
時間帯により無人駅になります。
☝️上の真ん中に黒っぽい点があるのが見えますか?不幸は重なるもので、こんな大事な時にカメラのセンサーに埃が付着してしまいました。センサーを掃除する機能を試しましたが、無駄でしたʅ(◞‿◟)ʃ
線路沿いを舞鶴側に戻るように歩きます。このプラレールみたいな電車はあおまつ号。
途中で踏切が出てくるので渡って線路右側を歩きます。
国道を渡ると由良川が見えます。
川沿いの国道を上流に向かって歩きます。幸い歩道があり、その大半がガードレールで守られています。トラックが容赦なく飛ばす狭い道路なので、歩道がなければ歩く気にはなりません。
車での移動が一番便利ではあるけれど、電車に乗りたかったのでレンタカーはやめました。最終目的地までは合計30分弱ほど歩くことになりますが、少し進んでは撮影のために立ち止まり、さらに上流に進む、を繰り返すので歩くこと自体は苦痛ではありません。
ローソンのそばで、あかまつ号を撮影。
後で気づいたのですが、あかまつ号とあおまつ号は火・水曜日のみの運行だそうです。
天気予報では風は弱いはずだったのに、川沿いは爆風です🌪️ 一方で、季節外れの陽気で太陽光線がダイレクトに照り付けます。カメラは振られるし日除けの帽子は飛んでいきそうになるし・・・私のガラスのメンタルは粉々に砕けてしまいました 周辺に誰もいないことを確かめて、大声で「#%¥&$!」と罵りました
さすがにスタートから3つも不幸が続くとダメですね・・・
ローソンでトイレ休憩し、お昼ご飯を買いました。ちょっと落ち着き、頭を冷やすことができました。
ほんの少し先に進むとガソリンスタンドが出てきます。
田んぼのあぜ道を歩いていたら、絶対人間のじゃない足跡を見つけました🐾 猪っぽい・・・
4度目の不幸は、猪に襲われる?💧
ここはこんなに暑いけれど、遠くに雪山が見えます。
列車は1時間に上り下り合わせて2本、プラスあかまつ号・あおまつ号が1日合計6本行き交います。橋はそんなに長くなく電車も一瞬で通過するので、スケジュールはしっかり頭に入れておく必要があります。
火・水のどちらかに来れたのは不幸中の幸いでした。
この地は安寿と厨子王伝説にゆかりがあります。
この像の後ろに「由良オリーブもみじ公園」があります。トイレも閉鎖されていてろくに整備もされていないただの高台ですが、ここから見る橋梁が絶景なんです。
これが撮りたかった写真です。
高い位置から撮ると、空ではなく海が背景になるのです。エメラルドグリーンと濃い青と薄い青のグラデーションは、息を呑むほどの美しさ。辛かった3つの出来事を束の間忘れさせてくれます。
☝️は上の方の高台で、
👇は下の方の高台。
撮影時は下段の方が綺麗に見えると思ってそっち中心で撮ったのですが、帰宅後iPadで見ると上の方が綺麗でした。上でもっとたくさん撮ればよかったと後悔しています。
橋梁は由良川と日本海が交わる河口付近に掛かっているので、まるで電車が海の上を走っているかのように見えます。でも、よく見ると砂浜みたいなのが両岸から伸びているのが見えるんですよね。
と、言葉で説明してもうまく伝わらないでしょうね。
こちらの写真を見ていただいたらどんな感じかわかっていただけるかも・・・
どうしても晴れの日に行きたかった理由を理解していただけたのではないでしょうか。
上手に撮れていますようにと祈りながら駅に戻ります。
愚痴ばっかりですみませんでした。撮影旅行にハプニングは付き物、と思うようにします。
次回に続きます。愚痴も続くかも