旅レポ2024ローマ②ローマ厄災顛末記。 | Go PARADISE Go!

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RUNときどきHAWAII。初フルはホノルル。HAWAIIホーリック&時々海外レース。フルのベストは3:52:43。50分を切りたい。キティーをかぶってますけど、いつだって本気で走ってます。

ボンジョルノピナコラです。


しょーもない自分をリフレインできるまで

メンタル回復w。


帰国してからも自尊心が崩壊していたので

なかなか旅行のことを楽しく語れずでした。

腑抜けすぎて悲しい


スター


そんなわけで厄災の顛末記。

(⚠️文字多め写真少なめ)


まあね

スーツケース引きずって

いかにもローマに到着したばかりの

ジャパニーズのオバはんがいたら

あちらにとっては

カモがネギ背負ってると。。。よだれ


それなりに警戒心はあったけれど

着いたばかりで緩かった。

チャックは閉めていたが、カバンの蓋半分

留めてなかったし。←最大の敗因。


ロンドンでは蓋なんか閉めてなかった。

(今思えばうーん相当キケンだったかも)

というか今まで何処でも蓋閉めたこと

なかったと思う。

ふたは体の外側にあったし。




蓋を閉めていなかったので内側の

ファスナーを開けられたんじゃないかな。

気がついたら半分開いてたので。


しかしバッグは身体の前にあって 

探られた感覚は全くなかった。


そうはいっても

それでお商売しているんだから

ど素人のオバはんはひとたまりもなしえーん

今思えば、あたしの前後左右全員

商売仲間だったのでせうね。


そうして財布をくすねていったのは

間違いなく暗い目をした若い娘のハズ。

なぜなら次の日イヤイヤ乗った地下鉄。

ホームで!?たばこを吸いながら

手ぶらでぶらぶらしていた娘二人凝視

あたしの横にいた(財布をくすねた)

娘によく似ていた。


電車が到着すると乗客の一番後から乗って

車内を通過して次のドアから出て行った。

その場にめぼしい獲物は

いなかったのだと思う。


さて失意のピナコラさん

財布を掏られた挙句に

スーツケースを強引に引っ張られ

小雨は降ってるわで

狼狽えて全くアタマが働かないので

ホテルの位置がまるで思い出せない無気力


さんざん迷いながらローマのホテルに到着。


フロントの女性はチャーミングで

優しかった。でも、厄災の後始末は

当然自分でしなければならない。


一番近いポリースの場所を聞いて

ひとまずカードを止めなければならない。


カードはAMEXとVISAとJCB。

JCBなんてホノルルならいざ知らず

ヨーロッパで使えないと思うのに

なんで持ってきたんだ物申す自分。


AMEXはアプリからとりあえず7日間

使用停止にできる。


VISAカードはチャットでカード停止を

申し込んだ。

あまりチャットになれていないので

時間がかかるんですよね。


まあしかし

いつ何時どこからでも

日本語で相談できるのはありがたい。


この間、玄さんは立派でしたよ。


仮に立場が逆だったら。。。

たぶんあたしは激怒して

文句ばかり言っていたと思うぼけー


じっと黙って成り行きを見守っており

しかもガイドブックからカード会社の

緊急連絡先を見つけてくれて

ここに電話するのが良いんじゃないかと。


一言も文句は言わなかった。

やさしいにも程がありますね。

いつにも増して自分との人間性の違いを

つくづく思い知ったのであった。


そして電話については

今回購入しeSIMは一般電話は

除外のプランだったのですよ。

電話することは少ないと思うし

するとしたら知り合いだと思うので

LINE電話を使えばいいと思っていたので。


しゃーないので試しにホテルの電話を使って

AMEXにかけてみたら泣き笑いビンゴ!

一発で日本語の担当者と繋がった。


カード会社って

だいたい普通は待たされたりしますよね。

それがこういう緊急事態の時には

すぐさま応対してくれる。

お高い年会費のことだけはある。

(まあ、こんなことで元は取りたくないが)


AMEXの7日間の停止は

時々スルーしちゃうことがあると言われて

(それはたぶん月払いの会費とか

いつもお支払いで使っている場合だった

みたいだけれども)念のために完全に

使用停止にしてもらった。


JCBも電話ですぐさまストップ。


皆さん

もしそのような緊急事態に陥ったら

お電話するのが一番早いです。

時差関係なく日本語で応対してもらえます。


大事なことなので太字にしておきますね。


そうしてVISAその後の対応。

なんと、必要なら新しいカード発行までの

予備カードを滞在先まで届けてくれると。


ローマのホテルは間に合わないので

フィレンツェのホテルに



おーっ!カードが届けられた!

素晴らしいですね。暗証番号そのままで。

(11000円かかったけどw)


そうしてAMEX。

Apple Payに登録していたカードの番号が

次の日かな、ふとみたら末尾がうーん

変わっているのですよ。


コレ?もしかして使えるの?

と思って再びAMEXの緊急連絡先に

電話したところ

「お使いになれます」


お高い年会費払ってるだけに。。w


カードを止めるのにまあまあ時間がかかって

その後はポリースに行かなければならない。


まあね、ポリースに行っても

財布は絶対に戻ってこないことは

火を見るよりも明らかぼけー


駄菓子菓子!

被害届を出しておかないと

どれほどのスリの被害が起こっているのか

イタリア政府のみならず

世界中の観光客に知らしめるべきである!

(やや大げさ)


やんわり玄さんが言うので

行きましたポリッツィア。←イタリア語な。


するとですね

そこにはたぶん盗難届を出している親子が。

調書に記入しているのであります。


で、あたしも

「地下鉄で財布を擦られたんですが」

という暇もなく

「ジャパニーズ?ストールン?」

とポリッツィアのお姉さんじゃなかった

担当警官に

「じゃ、はいこれ書いて」と出された用紙は



ポーンしっかり日本語の調書なのであった。

さすがはバチカンのお膝元。

一体どんだけの日本人が。。。魂が抜ける


上差し今回の教訓としては


1.旅に出る時には財布は持たない


2.現金もほとんど必要ない。

現地通過1万円ぐらいでもたぶん使わない。


3.どうしても必要だったらクレジットカード

のキャッシングで現地調達


4.カードと最少の現金はジプロックで

バッグのジッパー付き内ポケットに格納


5.カードはApple Payとかのタッチ決済にして

スマホに格納


5.スマホは絶対紐をつけておく。


6.バッグの蓋は絶対閉めて蓋は身体の内側に


7.カードの緊急電話番号は

絶対忘れてはいけない


8.できればカード番号をどこかに控えておく

(財布ごと取られたのでレシートもなく

カード番号がうろ覚え。でもこれは

なんとかしてもらえた)


日本円もポンドも掏られて

しかも旅行用の財布だったので

ちょっとしたドル紙幣も入っており

結構高額な授業料を払ったショック


いちばん残念だったのは財布の中に

長い間お守りとして入れていた2000円札も

なくなってしまったことかな。


パスポートを取られなかったのが唯一の幸い。


この日はジョグがてら

コロッセウとかに行ってみようかなと 

思っていたけれど叶わなかった。



そんなわけで



成り行きを黙って見守ってくれた玄さんに

感謝したいと思います。