4月の皇居30K。柳あおめるロング走。

やわらかに柳あおめる水上の。

いや違う、北上の。

やだ～(￣▽￣)教養が滲みでちまったピナコラです。口ずさんでみたけれども、若山牧水？北原白秋？えーっと、そのあとの句を、忘れました。

教養はここで打ち止め。

柳もまだまだ。

今日は皇居。皇居で30K。

お約束のペニンシュラは天気がイマイチ。

朝起きたらまだ降っており、微妙にテンション下がる。ううむ、どないしよう。今日は30走っておきたい。が、沼で30はねえ。保たない。かといって彩湖はちょっといやだ。

賭けです。

とりあえず行くだけ行ってみる？

日比谷はうっすら霧雨が降っていた。が、そのおかげかラフィネも皇居も空いていた。良いのか悪いのか。

9時49分スタート。

先週のかすみがうらで今期は終了～、しちゃったのでね、鈍足復活も間近。さて、どうなりますか。今日はとにかく30K身体を移動させる。まあね、キロ6分で行ければ良いが、あたくしとしたことが、そんなわけには行くまいよ。

ところが1周目、あれ？28分台。

まだ、終わってないのかもよ、あたし。

そういうことなら、キロ6分。頑張れるところまで行ってみます。

今日の皇居周回はどういうわけか異国の方が多かった。走っている人の3分の１？は大げさにしても、5分の１くらいは海外の人。なんかの休日なんすか？

途中、タンデム自転車で走行する オジイとオバア二組。微笑ましい。

1周目で霧雨がやんだ。

「止まない雨は無い」。がわたくしの座右の銘ではありますが、雨が止んだら、皇居外周はめっちゃ虫玉！

ひえー！

ぶんぶんする虫の塊を吸い込む勢い。

4周目からは桜田門の方を走りました。

ここのところ訳あってナイキRUNを発動させて走っているので、パワーソングがバリバリかかる。

そういえばプリンスさまが死んでしまったなあ。オーバードーズなんですかね。プリンスさまが年上だったのにはオドロイタ。わたくしはプリンスをまともに聴いたことはなかった。プリンスがROCKのメインストリートに現れてきた頃、あたしのROCK人生は中断しかけていたので。

走りながら聞くパワーソングはまあ、古いものばかりです。

デイビッド・ボウイーは死んでしまった。

クイーン、フレディー・マーキュリーが死んだ。

U2はみんな生きてる。

フー、キース・ムーンはとうの昔に死んだ。

ツェッペリン、ジョン・ヘンリー・ボーナムもずーっと前。

パティー・スミスはまだ大丈夫。

ポール・ウェラーはオーケー生きている。

いちばん危うかったストーンズは驚き、生きている。

ドアーズ、ジム・モリソンなんてもはや知らんよね。

クラッシュ、あたしのジョー・ストラマーも死んでしまった。

にもかかわらず、音楽は昔のまま輝いて。

キロ6分を維持したまま、6周目。

急にナイキさまがミュージックを止めて慌てる。音楽は止まっても良いが、ちゃんとGPSが起動していないと困るんです。なんのためにナイキRUNで走っているのか。

動いている模様。

竹橋の坂もやっとこ登り、新宿通り。

ひゃっほーの下り。この時期30Kを3時間切れるとは思っていなかったけれども、嬉しいことに足はまだまだ残っていた。

あー良かった。LSDのつもりがロング走になった。皇居に来て良かった。

腹ペコリンで塩レモンバウム。

「冷やしてもおいしい！」。

の表示通り、冷たいバウムクーヘンがイケます。

イタリア産レモン果汁仕様だってよ。

へえー、こんな小洒落たものどこで作ってんのかしらん。裏を見たら足立区製造。

バウムクーヘンの破片がこぼれたら

あっちこっちから急降下でスズメが集結して来たの巻。面白いのでちっとだけ蒔いてみた。

そんな皇居30K。

そういえば「柳あおめる」は検索したら牧水でも白秋でもなく

「我は知る、テロリストのかなしき心を」の啄木だった。我は知る、に一瞬心を許した若き日もあった。

下の句は

「岸辺目に見ゆ、泣けとごとくに」。