![キラキラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ha/happy-days829/9693.gif)
クリスマスディスプレイを見にTOKYO MIDTOWNへ。
ここは言わずと知れた
スターライトイルミネーション。
が有名なのだが、
実を言うとわたし、ブルーのストリングスはそれほど好みません。
ま、しかしこう見てみると、遠くに見える樹木の白いLEDが
スターというよりは、深海に浮かぶ光る生き物に見えなくもない。
うん、そう見ると神秘的に見えなくもない。
ミッドタウンはイルミスポットとして名高いけれど
(地下鉄の駅からイルミネーションを見る人で混み合っていました。
お子様からご年配の方まで。みんな何かを探しているんでしょうか)
館内ディスプレイに興味があって行ったのだ。
昨年は震災後ということもあって赤と白のハートウォーミングな
クリスマス装飾が興味深かったので、今年はどういうもんかと。
伊勢丹的なクリスマス装飾が席巻する昨今、
いったいこの幾何学企画をどうやって通したのかと。
こういうのって、決定権のある人がよほど洗練されてるか、
度量があるか、またはデザインに造詣が深いかで、
なおかつお財布に余裕が無いとGOしないんじゃないかな。
決してポピュラーとはいえないモチーフだし。不思議。
その答えはポケットに突っ込んであったパンフレットに
しっかり記載されていた。うちに帰ってから気がついた。
この不思議モチーフは
クリスマスムードを高めるフィンランドの「ヒンメリ」装飾なんだって。
(「ケンメリ」を想像したあなた、違います)
「ヒンメリ」とは天を意味する言葉を語源に持つ、
わら細工の伝統工芸なんだって。
そんなわけでフィンランドのデザイナーたちが制作した様々な「ヒンメリ」が館内に飾られていたわけです。
フィンランドの人の考える天空ってこういう意匠なんだね。
とてもとても興味をそそります。
でもさ、サンタじゃなくって何故、今「ヒンメリ」?
って思うよね。
お隣のサントリー美術館で
「森と湖の国フィンランド・デザイン展」が開催されておりました。
なんとね~。そういうわけで。
「ヒンメリ」。こういうのって、ちょっと前だと
GINZAの松屋なんかで展開されてたりしたんだけどね。