先日金融機関へ行ったら
おばあさんと銀行員の方が
大きめの声で真剣に話していたのですが、
どうやら振り込め詐欺に該当しそうな
振込みをおばあさんが銀行に
依頼しているようでした。
で、奥から課長風の方が出てきて
『振り込め詐欺に該当する状況だから
送金はやめた方が良いですよ。』
としきりに説得していました。
そして当のおばあさんは
『振り込め詐欺じゃなくて、
本当に困ってるのかもしれないし…。』
と結構引く気配がありません。
金融機関は犯罪防止に協力をしているので
警察と密な関係を築いていますし
振り込め詐欺を未然にふさがなきゃいけない
という使命があります。
だから金融機関の社員は
結構犯罪に目を光らせていますし
そういった教育も受けているんですね。
こういったことを聞くと
ちょっと銀行を見直しますよね
多くの人が
「私は絶対大丈夫！
振り込め詐欺には引っかからない！」
と思っていても
振り込め詐欺に引っかかる方は
とても多いです。
それもおばあさんやおじいさんだけでなく
老若男女問いません。
で、多くの方が
銀行員が窓口で怪しいことに気がついて
『振り込め詐欺だと思いますので、
詳細を確認してください！』
とお伝えしても
結構分かってくれず
だいたいの方が振り込もうとします。
『えー！そんなことあるの？』
と思うかもしれませんが、
人間一度自分が正しいと
思ってしまったことを
否定するのが難しかったり
恥ずかしかったりするようなのですが
そんな恥ずかしさとかどうでもよくて
振り込め詐欺だと銀行員に言われたら
素直に聞くと良いですよ。
だいたい銀行員の勘は
当たってるケースが多いので。
私がメガバンクに勤めてた時は
新たな詐欺として
振り込め詐欺が増え始めた頃だったので
そこまで手口も凝っておらず
見抜くのも簡単だったのですが
今は振り込め詐欺手口も複雑になってきて
騙されないようにするのも
一苦労ですね。
銀行はよくお客様を待たせるとか
資産額で人を判断するとか
そんなことを言われたりしますが、
一方で振り込め詐欺がなくなるよう
銀行員も教育を受けたり、
犯罪に絡むお金を流出しないように注意したり
そういうことに努力しています。
自宅にも私のフリして
母親に電話がかかってきたことが
ありましたが
私は家族を通常あだ名で呼んでいるので（笑）
母親はすぐ気がついたようです。
振り込め詐欺は
お年寄りだけが狙われる被害では
なくなってきています。
振り込め詐欺はよくあることで
自分にあることかもしれない…
といつも心の片隅においておきましょう。
あとは親御さんと離れて暮らしている方は
何かあった時の合言葉みたいなのを
決めておくのも良いですよ。
そして銀行員に何か怪しいと言われたら
強情を貼らずに（笑）
銀行員の言うことを聞いてくださいね！
たまたま目にした
銀行員と振り込め詐欺をされそうになっている
おばあさんとの会話を聞いて書いてみました。
自分だけは大丈夫なんて思っていないで
ご注意くださいませ
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