Having FUN Workingdog Training -8ページ目

Having FUN Workingdog Training

ドッグトレーニングのことなど綴っています

犬とお散歩するときにずっと地面に鼻をつけたまま歩き続け、臭いに異常に執着してなかなか動かない。



興奮状態にあり全くコンタクトが取れない。

 

このような相談を受けることがあります。

 

私はある程度の臭い嗅ぎは犬にとって状況や環境の把握とそれによる安心、安定として必要だと思っています。

しかし、上記のように執着や興奮など精神的に不安定になることもある。

 

臭いを嗅ぎながら、「お友達が通ったの?」とか、「お手紙残してあった?」(笑)なんて言いながら、コンタクトが取れてゆったりとお散歩できるならいい。

その犬が世の中を知り、見聞を広め自身の成長のために必要な場合もあるので、臭い嗅ぎは絶対ダメじゃない。

 

しかし、臭い嗅ぎが度を超えると得た情報が多すぎてキャパを超えてしまう犬もいる。

例えば、過敏な犬、少しの刺激(臭い)で一気に針が振り切るような犬にとって、ほんの少し嗅いだ情報でいっぱいいっぱいになってしまう。

 

臭い嗅ぎが犬を落ち着けると聞いて、散歩しているがあちこち右往左往して歩き回り、挙げ句の果てにものすごい勢いで引っ張るため落ち着いた散歩ができないと。

 

犬によっては臭い嗅ぎは興奮のトリガーになってしまって、他の犬に出会うとさらに油に火を注ぐ結果になり飼主の声も聞こえなくなってしまうこともある。

 

しつけやトレーニングで良いと言われていることが、犬によっては良くないこともある。

その犬にあったやり方でないと、逆に問題行動になる。

 

動画では、横を歩くときは前に出ないようにリードを短めにしています。

(3mなど長いリードも犬の身体に負担をかけないという点で良いと思いますが、犬によっては短く持って飼主のコントロール下にあった方が安心できるケースもある。)

止まる時だけリードは張りますが、歩き出したら緩めています。

 

 

これが全てではないです。

 

ネットから得た知識は雑誌やテレビで見たと言う程度の知識。

説明書を読んでも建てられない家みたいな感じです。

経験が必要。


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たまにはLesson風景を。



タッテ(キリツ)の練習。
Sくんはとてもマイペースなコ。
そして今までのトレーニングでママが助けてくれる、なんならボクのいうことを聞いてくれる?って思ってるかも😭
この日のレッスンで、「オヤツの手を前に出してないとタッテしない」というので、じゃあ手の位置を上にしてやってみようって難しいことを言っちゃう私。
手の位置が変わることでオスワリはしやすいけどタッテはしにくくなる。一回オヤツから意識をそらしてタッテという行動することに意識を切り替えなければならない。
この切り替えが訓練にはとても大事。
言葉を理解してればできるはず。
できれば理解も進むし、自信にもなる。
わかりやすく丁寧に教えるのは大切だけど、できるようになるにはオヤツさえも時には誘惑として利用する。

オヤツを使わないではなくて、オヤツさえも無視して自発的行動を引き出している。

やらせるではなくて犬に選択させる。
やらないことを怒ってできるようになるかもしれないが、それではwin-winではなくなる。
飼主さまはとっても褒めるのが上手。
なので動画の後半は褒めの声が入ってます。



犬の訓練って服従させたり無理やりさせて、犬は楽しくて笑ってるのではなくてストレススマイルなのに人は気づいてない、上を向いて歩くなんて強要するのはかわいそう、ロボットを作りたい訳じゃないなんて言われることもある。

でも、一生懸命に考えてるSくんの表情や正解を見つけたときの「やったよ!」「これでしょ!」って穏やかだけど強い目の表情に私はこの上もなくしびれて幸せを感じてしまうのです。
ここからまたステップアップして最終的にはオヤツを手に持たなくても声符ひとつでできるようにしていきます。
大事なのは、カタチができることではない。
Sくんのようなマイペースなコは感情が表面に出にくいし行動に現れにくい。
使役犬でもないから、常に仕事を待つという意識も薄い。
集中させることも難しいけど、飼主さまの努力で今がある。
いつもレッスン受けていただきありがとうございます❤️
飼主さま、ノーズワークのインストラクターもされてます。Instagramのアカウント「compawnd」で練習会などの情報が見れます。

派遣選考会が終わって、そのまま会場を後にして帰宅の途に。



帰りも浜松SAで休憩。


今回、成績は5席、178.75P

224P獲得した上位6席までが世界大会に派遣される予定でしたが、結果は1席の226.5Pの方のみ選考されました。

日本のオビディエンスの実力はまだまだこんなレベル。

自分はさらにそのレベルにも達してないと実感。

悔しいけど自分のレベルをしっかりと知ることができて良かった。


オビディエンスは休止というグループワークがあります。

犬を等間隔に座らせて待たせてハンドラーは隠れます。

このワークはリンクインの際にもリンクで待たせる時も犬同士が接触する機会が多い課目です。

細心の注意をしていても、トラブルは起こります。


この課目は本当に神経を使います。

他の方に迷惑をかけてしまうことも起こりやすいからです。

前のパートナー犬の時、隣に座っていた犬がフラーッと前パートナー犬に寄って来て脚の間に頭を突っ込んで匂いを嗅いでその犬は失格になったことがありました。

これ以降、休止が苦手になってしまったけど、自分の犬が動き回らないという絶対はないので、自分の犬をしっかりトレーニングする、その犬がエントリーするときには出さないという自衛をするしかない。

つまりはお互いさま。


今回の選考会では、スポーツマンシップにおいて素晴らしい対応と演技を拝見することができました。

人として尊敬。


私もさらにパートナー犬と絆を深めていきたいと思いました。


リンクでもリンク外でもお手本になれる人になりたいと思った選考会でした。


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