Having FUN Workingdog Training -7ページ目

Having FUN Workingdog Training

ドッグトレーニングのことなど綴っています

先日、生徒さんに「いつまでお仕事されますか?」と言うような質問を受けた。


(桜を見ることができるのはあと何回だろう)

今年早々に60歳になった。

生徒さん曰く、私の年齢を知って近い将来トレーナーを辞めてしまったらどうすればいいか?心配になったという。


実は還暦を迎えて意識が変わったことがあった。

自分の期限を明確に意識するようになった。

健康診断を受けた。

健康に気をつけるようになった。

飲酒をやめた。

野菜を食べるようにした(笑)


犬とトレーニングをしたり競技会に参加したり、今までできてたこともいつかできなくなる時がくる。

その日は確実に来るということ。


とても暗い話のようだが、そうではない。

この歳でしたいことがあるのは幸せだ。

目標だってある。

自分の世界がある。

一生懸命毎日を過ごせる。

期限を感じた時、どうすればいいか迷う人は多い。

40代から自分探しをはじめて、その間義両親と両親の介護や転職、35からはじめたドッグトレーニングのスキルを磨き人に教えられるまでの技術を手に入れた。

20年以上迷い探し諦めずに前に進んだ結果。

今までコツコツと築いてきたのだ。


身体が続く限り犬と関わって常に情報を更新して伝えていきたい。

それが今の私。


そして、私の未来が与える影響を心配してくれる方がいるというのは最高に幸せなことハートだと思う。


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土曜日にNWSC主催のノーズワーク競技会へ生徒さんの応援に行ってきました。



YさんとTちゃんペア、

ノーズワーク1のクラスで総合2位。



エクステリアサーチで優勝しました。



そして念願のディプロマをGetできました。


ノーズワークは「エクステリア」「ヴィークル」「コンテナ」「インテリア」の4つの部門からなり、ノーズワーク1はハイドが一つづつ隠されています。

全て減点なく制限時間内に探せるとディプロマを1枚いただけます。

3枚集めると次のノーズワーク2に進めます。


Tちゃんは性能の優れたとても感度の良い犬です。

ハンドリングを間違えるとスポーツカーのように暴走してしまいます。

人との作業がやりやすい反面、感情をコントロールするのはとても難しい。

ほんの少しの刺激で暴走しかねない。


出陳前から、基本的な指示を聞く耳と指示を待つ耳を注意深くコントロールしてもらいました。

コントロールというと犬を押さえつけていうことを聞かすようなイメージを持つ方も多いですが、感情的にザワついている時に集中できないのは人も犬も一緒。

ザワつく原因を突き止めて、ザワつかなくていいように助けてあげる。

集中を補助してあげることが、ハンドラーとしての役目になる。


Yさんは、とても難しいTちゃんを良くハンドリングできていました。


私はとても誇らしく思いました。

ありがとうございます。


まだまだこれは序の口です。

もっともっと良いところを磨いて、引き出していきましょう。


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ポジティブトレーニングで教えてると、必ずある時点で停滞期を迎える。
克服しようとしても良くならない、もしくはより悪くなる。



トリックや一発芸ならそこで終わりなので行き着くことはないのだが、訓練競技やオビディエンス競技となると長い時間集中しなくちゃいけなかったり、高い意欲も必要になる。
何にも増して犬をコントロールできること、犬自身が自制を学ぶこと、犬の自主性、自発性が重要になる。

ポジティブトレーニングはオヤツやボールを使って学んでいけるので犬も人も楽しい。
しかし、伝えるポイントは厳格にしなきゃいけないし、そこでズレたタイミングやズレた優しさでオヤツやオモチャで褒めてると犬はイラついたりダレたりする。
全てがシステムマチックでタイトなタイミングで構築できないと厳しい。

そして膨大な練習量と反復が必要になる。
それをできる人は少ないし、できない場合ポジティブで競技用のトレーニングは難しい。

特に競技となると、おだてて犬任せで犬がトレーニング自体をコントロールしてるのを良しとしてきた場合、5分と持たない。
この関係を逆転させなければならない。
だからといって罰を使うわけではない。
犬が自力で正解を見つけてその補助をハンドラーがする。犬主体のようで、その始まりと終わりをハンドラーがコントロールをしっかりできるようにする。
犬は思っている以上に賢いから、自分で次やることを決めてしまう。
特に自主的にをこちらが求めているわけだから、それをやろうとする。
自主的にやっているのだからとついはじまりを仕切らせてしまうと着々と自分のやりたいことを浸透させ飼い主をコントロール下に置いていく。

そうなると多少なりとも「圧」によるコントロールをしていかないとどうにもならない。
スキルの高いハンドラーなら「圧」など使わなくても上手く導けるのだが、トレーニング経験も浅くスキルが低い場合はその状態が続いてしまい、いつもの場所やいつものタイミングでオヤツを使えない時や競技会では思ったような競技内容にならない。
犬がつまらなそうだったとか、いつもはできてるのにできなかったなど思ったようにならず、トレーニングのやり方が威圧的だったから上手くいかなかったなど不満に思う。
実はハンドラーのスキルの問題が原因。
私自身もそういう悩みを何度も乗り越えてきた。

さらに心が未熟なハンドラーに「圧」など強い言葉は、ハンドラーを萎縮させて上手くいかない場合もある。
そこの見極めはトレーナーとしては難しいなぁと思う。
こちらが一番最善だと思う事も受け取る側の器の大きさによってすぐに溢れてしまうこともある。

トレーナーとして、少しでも犬とハンドラーが犬と良い関係や良い状態にと思う気持ちはあるが、あまり一生懸命になりすぎてはお互いにストレスになる。
良くなるという足し算ではなくて引き算で接することも必要なのだと思う。
方法は教えられるけどやるやらないだけでなくできるできないも飼主の責任なんだと気づいた。
トレーニングとは自分の犬に対する責任をどこまで自覚するかで行き着くレベルも変わってくるのではないかと思ってる。

少しでも前に進みたいと思って努力できるそういう人に私の時間を使い、私のスキルの全てでトレーニングを教えたい。
犬のトレーニングはとても奥が深いし、それを覗いてしまうと本当に楽しくて楽しくてやめられなくなる。
どんどんトレーニングが好きになる。
それはもはやトレーニングではなくて遊びだ。