オビディエンスやCDにはダンベルを持ってくるという課目があります。
この課目は「咥えあげ」「保持」「離し」これらのポイントは外せない。
他にも行きと帰りのスピードや走行経路が直線であることなどを踏まえて、意欲的かつ集中した作業が求められる。
細かくその課目を理解して作っていかなければ必ずどこかでつまづいてしまう。
Tちゃんはダンベルをはじめて1ヶ月弱。
先日のレッスンで置いてあるダンベルを手に持ってくることができるようになりました。
最初、レッスンをお受けした当初はスーパーがつくくらいハイパーアクティブでした😅
常に落ち着きなく動きたい気持ちを身体全体で表現していました。
参加したセミナーでは外に出されてしまったり😨まぁいろいろあって飼主様も辛かったことと思います。
でも、この動画のTちゃんはとても落ち着いてよく考えて行動できています。
やる気を伸ばしながら、犬自身が自分の中でコントロールできるようにしていく。
犬は飼い主を写す鏡。
まずはハンドラー自身が自分をコントロールする。
いつもハイテンションである必要はない。
人は犬と何かする時に、不安になるとテンションを盛り上げようとする。
これは逆効果。一時的に犬をハイテンションにできるのでハンドラーにとっては良いご褒美になる。
ご褒美をもらうのは犬であるべきなのに。
そんなところを地味に治して今がある。
犬って飼主の意識が変わることでこんなに変わるんだなぁと私も改めて実感した。
ダンベル持来は、細かいルールを犬と共有することでマインドコントロールをお互いに学べる良いトレーニングだと思っています。
Having FUNでは、ダンベル持来のトレーニングメニューを段階的に提示することで確実にステップアップさせていきます。
いきなりダンベルを投げて意欲を高めることはしません。
まずは犬が考えることを促していきます。
犬が考えて行動することがこの作業を成功に導くカギです。