最近はとても便利なペットグッズがたくさんあります。
マナーベルトやウェアは亡くなった前パートナー犬も介護期に大変お世話になりました。
シニアになると尿漏れや寝てる間に力が抜けると出てしまうなど泌尿器の問題は少なからず出てきます。そのような時にマナーベルトやウェアはとても便利で犬にとっても人にとってもQOLを高めてくれます。
先日、犬の整体院に行った時に整体師さんから「犬がオシッコをしてしまっても平気な飼い主さんが結構いるんですよ」と言うお話しを伺いました。
施術後に気持ちよくなってオシッコをしてしまう子もいるので、整体院にはトイレシーツを何箇所か置いてあります。
しかし、話しはそうではなくて入ってきた途端にその辺でしてしまうのだそうです。
片付けているとまた他の場所で「チャー」とやってる。飼い主さんは「あっ、こっちにもしました〜」と、悪びれることもなく言うらしい。
これ、珍しい話ではなくて犬が出入りするお店や動物病院ではよく聞く。
マナーベルトやウェアをつけていればまだマシとも。
排泄のコントロールができない犬が増えているのだ。
「オシッコを我慢させるなんてかわいそう」と言う話しも最近はよく聞く。
犬なんだからして当たり前とでも思っているのだろうか。
我慢にも限度はある。それはわかる。
犬を見ていれば、今このタイミングで排泄させて、この時間はしなくても大丈夫と言うことはわかってくる。
いつでもOKにしていると犬はオシッコを貯めることができずに排泄ではなくマーキング行為としてオシッコをするようになる。
人だってしたくなったらそこらじゅう名刺がわりにしてたらマナーとしてダメでしょって思う。
子供のときにトイレトレーニングはこれから人として生活していくために必要なのと同じだと思うのだが…。
トイレに行ける時間や場所で排泄し、そうでなければ行かなくていいように犬自身で調整する。
マナーベルトやウェアをつけていれば、汚さないし迷惑もかけないかもしれない。
でも、それによって犬のトイレトレーニングができなくなっているのではないか。
これは珍しい話ではなくホントよく聞く話し。