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子供は、自分の気持ちに正直で、
「嫌い」「寂しい」「楽しいー」「つまらない」
と素直に表現します。
誰でも自分の気持ちに正直な、子供時代がありました。
幼い頃は、素直に感じていたとしても
成長する過程で、その「素直」さに、シェルターをかけてしまい
「本当の気持ち」や、「言われた言葉」を、変な言葉や意味に
変換させてしまうことがあります。
こんなことを無意識にしてしまうので、事態が複雑になってしまうのです。
先日、LHAC代表Sakiから受けたインナーチャイルド・ヒーリングで、
「両親から分離してしまった要因」というのをみたのですが、
分離というのは、「妹の七五三に私だけ着物を着ていなかった」事です。
自分だけが違う服＝仲間はずれ
これが、分離感、疎外感をもたらす理由でした。
母と電話で話をした時に、「幼い頃、何で私だけがいつもズボンをはいていたの」
と、聞いてみました。
「今日は何を着るの？と聞いたら、何時もズボンを選んでいたのよ」と、母にいわれて
唖然としてしまったのです。
なぜなら、「どーせ私だけ、みんなと違う服なのよ」
「私は、人と違うの。一緒じゃダメなの」
そう思っていたのですが、
子供の私が「ズボンを選んだ理由」は、「大好きなお母さんと同じ服」
を選んでいたのです。
母は、特別な日以外（七五三や、学校の入学式や結婚式など）は
ジーンズなどズボンしかはかない人です。
大好きなお母さんと同じ服を選んで嬉しかったのに、
いつの間にかに「疎外感」に変換してしまったのです。
小さい子供のように、所構わず感情に従って泣きわめいたり、
ダダをこねたり、すねてみたりと、
成長するに従って、そんな事ができなくなってきます。
だけど、心に感じた激しい感情をどのように処理をしてよいのか、
残念な事に誰も教えてくれませんでした。
だから、「別の言葉や別の気持ちに変換」させないと、生きてこれなかったのです。
自己防衛なのですが、自分で自分自身に呪縛をかけたのと同じなんです。
Sakiのブログに書いてあったのですが、
そうかな…
そんなことないと思うけど…
うーん…
言ってることは分かるんだけど…
と防御するのを休んで、首を横にかしげないで、
思いっきり、首をたてに ふってみて下さい。
小さい子供が、
うん… 寂しかった！
うん… 苦しかった！
うん… 辛かった！
うん… 本当はそんな自分が嫌だった！
って、首をたてに大きくふるみたいに、
無邪気に、大人の策略なしに、大きく大きく！！
大人の『はい』 じゃダメなんです。
子供の、『うん！』 がいいんです。
首をたてにふった時だけ、私たちは、自分の視線を
自分の心に向けることが出来ます。
ーーーーーーーーここまで
自らかけた呪縛から解放するには、
素直に「うん」という事で、自分の気持ちに気がつく事ができます。
気がついたら、無視はできませんよね。
例えば、床に落ちているゴミが目に入ってしまったら、
「ゴミがある」と気がつき、
ゴミに気がついたら「いやねー、そこにはゴミは落ちてないよ」
と、事実を打ち消す事は難しいのです。
それと同じで、
「うん」という事で、自分の本当の気持ちに気がつき、
その気づきに対して、「うん」とうなずく。
そうやって、少しづつ少しづつ、呪縛が「愛」へと変わっていくのではないでしょうか？
恐らく、呪縛も、じつは「呪縛ではなかった」というカラクリにも気がつくはずです。
それでは皆様、素敵な一日をお過ごし下さい。
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