不動明王像が来た | オーストラリアで気づいたこと・好きな事

オーストラリアで気づいたこと・好きな事

シドニーから毎日の気づきや好きな事を。昨年出会ったタロットセラピーやレイキも紹介していきます♪ケアンズ7年シドニー3年のオーストラリア在住10年目の思いを言葉に。

前の「冥想の部屋で会ったのは誰?」からの続きです。


冥想の部屋で揺れ始めた叔母、質問に答えてくれてるのは


なんと不動明王様。え、誰?顔が怖い神様?


そしてなぜか不動明王像を注文してしまった叔母。


きちんとした仏像を彫る方の作業となるため


安いわけがございません。叔父にも言えずしばらく


タイミングを計る叔母のそのときの気持ちを考えると


どきどきだったことと思います。






実際は、叔父に話しても「そうなんだ、楽しみだね」と


普通に受けていれてくれてびっくりされたそうです。


うちは家族4世帯が一つのビルに住めるよう建て直して


住んでおり、教会は一番下の階にあります。


叔母の住む部屋は教会の上のフロアで、教会長を


やっている祖母も一緒に住んでいるので


祖母にも話さなければと思いながらも、


教会なのになんで不動明王を置かないといけないのか・・など


言われるのではとなかなか話せませんでした。






でもでも、言わなければもうすぐできてしまう・・と


意を決して話してみたところ、なんと祖母の答えは



「よかったね、うちは教祖様(曽祖父)も


不動明王様に助けられてるからね。


また来てくれたんだね。」



とびっくりなお話。




詳しく聞いてみると、曽祖父がまだ若かった頃に


お腹の中に膿がたまり、苦しんでいた時に


夢で不動明王様が出てきて、身体の上に乗って


その膿を全部出してくれたとのことでした。


えーーーーーーーと鳥肌が立つような偶然。


あ、偶然じゃないですね。確実につながっています。






そしてそして4ヶ月後、とうとう像はできました。


正覚院の住職と奥様が一緒に来てくださり


お経を読んでくださったり、奉り方を教えて下さいました。


その中で叔母がびっくりしたのは家族の一員として


接してほしいというところ。急に像が身近に思えたそうです。


すごい力をお持ちの住職様ですが、まったく偉ぶることもなく


非常に優しく話しやすい方でこれも素晴らしい。






そんな流れで、実家の「真乃道教博多教会」の上のフロアに


不動明王様が鎮座することとなりました。


不動明王像はあの怖い顔からもわかるように、


動かせないような難しい人の気持ちや状況を


その力で持って動かしてくれるそうです。






なぜうちの教会に不動明王様が必要だったのか・・


私と叔母は思い知らされることなるのでした。



photo:01

叔母の家の不動明王様

カラフルです。

実家の不思議は明日に続きます。



お付き合いありがとうございます。