裾上げは難しい。

ミシンをかける作業は好きだけど、そこにたどり着くまでの作業が多い。

計画を立てて、計測、裁断、アイロンをかけてやっと縫製できる。

なので、裾上げせずに20年経った物もある。

最近さらに新品を買い足したので合計5本、裾上げする事にした。

ラジオを聴きながら日曜日一日を使って完成させて、達成感で気持ち良く寝れた。

これからは、自分のサイズに合ったパジャマのズボンを穿けるのが嬉しい。

 

ここ10年は犬の散歩に合わせてリュックサックとスニーカーで何処にでも行っていたけれど、久しぶりに革製品に戻ってきた。

今の皮鞄は25年前に買って、一度もまともなお手入れをしていなかったのできちんと洗う事にした。

鞄を裏返して内布を出し、室内干用物干しで内布だけが洗濯洗剤液に浸かるように仕組みを作って

数時間つけ置き洗いをした後にすすぎを繰り返す。

内布が完全に乾いたらいよいよ革部分のお手入れだ。

革製品クリーナー兼コンディショナーを全体に塗って、撥水加工効果が期待できる蜂蝋を重ねた。

乾いていた部分も落ち着いて、鞄全体が柔かくなった。

そうなると他のものにも試したくなるので、家中の革製品を引っ張り出してきた。

ジャケット、靴、鞄などしっかり手入れをして、雨の多いオークランドの冬を越すのが楽しみだ。

 

ふと目に留まって図書館で借りた本。

私の地元の方言で会話が始まっていたので、物語に一気に引き込まれた。

知っている地名が出てくると臨場感が出てくるし、人間模様も地元ならではの雰囲気がある。

作者が今でも地元在住と知って親しみが湧いて、帰省したら作者の人柄などもっと知る機会があるかもと期待していた。

帰省中、友達が梯子酒に誘ってくれて、小さなバーに入った。

マスターは私と同い年位の地元民、そこそこ歳も行っているし、地元の情報に詳しいはずなので「町田その子さんって作家、知ってる?」と聞いたけれど、まだ知られていなかった。

こんなに素晴らしい作家が埋もれているのは悔しい限りだけれど、

お調子者の多いわが町では目立たず地元に馴染む方が賢い生き方とも思う。

ススキが裏庭に生えてきたのに気がついたのが去年の10月。

5ヶ月ほどで2メートル近くに育ってしまった。

ニュージーランド固有種のToeToeであって欲しかったけれど、

秋に花が咲くのは有害植物のPampasだった。

今日は夕方から天気が崩れ始めて、明日は風雨になるとの事。

Pampasの花が飛び散る前に伐採を決行、30分で大方切り終えた。

先延ばしにしていたPampasの伐採ができて気持ちよく眠れそうだ。

我が村の恒例お祭り、Birkenhead Village Latin Fiesta。

今年は久しぶりの晴天続きなので行って来た。

小さい村だけど、展望台、ノーフォークパイン(南洋杉)舞台、図書館前広場の三カ所を催し場にして、

歌、ダンス、マーシャルアーツなど出し物を繰り広げていた。

タンゴダンスでも観ようかと図書館前広場の席で待つ。時間通りに始まらないのもご愛嬌。

音楽が鳴り始めると観客も増えてきて、プロダンサーの足捌きに目を奪われつつ、

あんな高いヒールで踊るとさぞかしつま先が痛いだろうと余計な心配をしてしまう。

チリのフォークダンスグループのメンバーの幼い女の子は大人と同じ様にきちんと正装して、

フォークダンスが可愛くて仕方なかった。

最後は七人編成バンド。揃いの白い衣装が小粋だった。

 

人出も多くて賑わっていたので、職場の人も見かけたけれど、そういう時の振る舞いに未だに戸惑う。

顔見知り程度の人だったり、同じ部門の人だけれどとっつきにくい人だと自分で壁を作っているせいか

見て見ぬふりをするのが正しいのかわからないままだ。