今年3月末のオークランドの失業率は6.6%だった。
この中には夫も含まれる。
ここ数年ニュージーランドの景気は良くなくて、建設業界は影響が大きい。
4年前、夫の元上司の転職先に誘われて入った会社は2年前に景気悪化に伴って夫の所属部門のみ別会社に売却した。
部門のみ購入した家族経営の会社は、業績が伸びず身銭を切って営業を続けた後、去年末リストラに踏み切った。
これまで会社が持ち堪えた方が驚きだったので、夫がリストラされてもやむを得ないと受け入れた。
失業後、夫は家の手入れを精力的にしてくれた。
外庭に階段と手すりを作り、部屋の扉のペンキ塗り、食器棚の建て付け修理、高圧洗浄機を使ったフェンスやドライブウェイの掃除、裏庭の開墾。
もうやる事がなくなって、就職活動を始めた。
元上司の再転職先で単発の仕事をしながら2ヶ月の就職活動後に決まった職場は、前職より給料は下がるけれど、業務規模が違い、行政との大口契約があるいわゆる安定した会社。
今の私の好きな言葉は「人間万事塞翁が馬」だ。