て~へんだ、て~へんだ | あぶくさぶく

あぶくさぶく

トルコ語あれこれ

て~へんだ、て~へんだ

トルコの<時代劇ドラマ>を 見ていると、スルタンの命令や 緊急の情報などを 大衆に 知らせてまわる人物が 登場します. <号外>係のような感じです. そのときの 決まり文句が これ.

"Duyduk duymadık demeyin!! Hünkarımız hasta düşmüşler!! Duyduk duymadık demeyin!!"

"Duyduk duymadık demeyin!!" を 情報の前だけでなく 後でも繰り返すのが味噌.

江戸時代の日本なら「て~へんだ、て~へんだ、耳の穴かっぽじって よ~く聞きやがれ、将軍様が ご病気だい.」って感じか? (ちょっと無理やりな 品のない訳ですが.)

この口上を 一番 よく聞くのは "Muhteşem Yüzyıl" ですが、近代物のドラマ(共和国初期)でも 聞いたことがあります、記憶違いでなければ・・・. 残念ながら もちろん、実際に 生で聞いたことは ありません.

騒然とした 昨今の情勢、耳をすませば "Duyduk duymadık demeyin!!" っていう声が 聞こえるかも・・・.


学校には 必ず アタテュルクの像がある (イズミルの小学校)
$あぶくさぶく