アイヴァルクの対岸にあるギリシャ領の島が レスボス島. この島、皆さんが 恐らく ご存知の言葉の語源に なっているんですけど わかりますか? そう、レスビアンです. 紀元前7世紀頃 この島に サッフォーという女流詩人が 住んでいました. 愛の詩人と呼ばれ 今でも いくつかの詩が残っているそうですが、その彼女が 同性愛者だったらしく、そのおかげで 女性の同性愛者のことを レスビアン(Lesbos の人)と 言うようになったらしいんですね. このことに あまり触れたくないのか、レスボス島のことを 島の最大の町の名を使って Mitilini(Μυτιλήνη)島と 呼ぶことも多いようです. ちなみに トルコでも Midilli adası(ミディリ島)と 呼ばれたりします.
レスボス島に 行ってみたんですが、サッフォーゆかりのものは サッフォーホテルという名前のホテルと最近作られたらしい銅像以外 見つけられませんでした. サッフォーは、かの卑弥呼より千年も古い時代の人ですから 無理もないんですが.
海を見下ろす家

島の北端にある Mithimna 砦

ギリシャのケバブ、ギロ
ケバブって インド、アラブ、ロシア、トルコ、ギリシャと ユーラシアの広い場所で 食べられているらしい.

ギリシャのスイーツ、カタイフィ
後になって トルコにも カダユフという同じものがあるのを知った. アラブでも カダユーフというらしい.

レスボスに限らず、ギリシャの島には 町の大きさに似合わない 大きな船が 毎日のように寄港する.

サッフォーの像
