トルコの犬は しあわせ？

＜ハンディ☆ばりばり＞さんに コメントいただきましたので、トルコの犬について 書いてみます． 日本人の旅行者が トルコの街を歩いていて 気づくことの一つに 野良猫、野良犬が います． 特に野良犬は、基本的に 日本には いないので 余計 目につきます． ただ、トルコの＜野良犬＞は 全部ではないですが、完全な ＜野良犬＞では ないようなんです． よく見ると 犬の耳に プラスチックのタグが つけられていることがあります． これは 一旦 捕獲したうえで 狂犬病の予防接種（や 避妊手術）をして 放したということらしいんですね． 要するに ＜放し飼い＞です:D． 行政に確認したわけではありませんが、行政が 住民の餌代の一部を 負担しているとの話も 聞いたことがあります．

ムスリムは 犬が嫌いと よく言われます． ものごとを 簡単に 宗教と結びつけるのは 危険なんですが、確かに イスラム教で 犬が 不浄な動物とみなされているのは 事実のようです． これと 関係があるのかどうか わかりませんが、トルコ語では、日本人が ＜犬畜生＞と 言うような場合に ＜犬＞呼ばわりすることがあります（「あの犬め！！」みたいに）． そういう場合には ＜犬＞と＜蛇＞が 一番よく 使われるようです．イスラム教と 関係があるのかどうか わかりませんが、トルコでは 猫好きの方が 多いような気がします．

ただ、それにも かかわらず トルコでも ペットとして 犬を飼う人が 増えているみたいです． それに ＜野良犬＞にしたところで たいていの場合 不幸そうには 見えません． これは 都市によっても 違うようで、私が見た範囲では イズミルの犬が 一番 のんびり暮らしているように 見えました． 歩行者が 一杯通る場所で どうどうと寝ている姿には 私も 最初 驚きました．

人の目は気にならない・・・


寝ている間に 猫が・・・　　　　　　　　　　　　　　　　



ベンチの後ろでも　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



なぜか 適当な間隔で・・・　　　　　　　　　　　　　　　



ATM の横でも・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



少々人が通っても 関係なし・・・