投資家との1on1ミーティング | 吉川洋之の企業成長サポートブログ

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IR支援会社の運営およびエグゼクティブ・コーチとして活動する吉川洋之の公式ブログです。

先日、あるお客さまとのミーティングで、
「投資家との1on1ミーティングに久々に出たのですが、

   よかったです!」
というお話がありました。

この方は上場以降ずっとIR担当だったのですが、
現在は経営陣となり、IR担当は部下が担っています。
今回、諸事情により投資家との1on1ミーティングに

参加することになったそうです。

さて、1on1ミーティングに出たことで
「何が一番よかったのですか?」と聞いてみたところ、
「頭をフル回転させることができた」

という答えが返ってきました。

当然ですが、
普段も頭をフル回転させているはずです。
ただ、投資家との1on1ミーティングでは、
投資家からの想定外の質問や視点を変えた質問などを受け、
都度考え答えることで、

普段以上に頭をフル回転させているように感じたそうです。

また、この会社は従来の事業に加え、

新規事業に力を入れており、
この新規事業に関しても

社内では気づき難いフィードバックを投資家から得られたそうで、
早速社内でのミーティングで

このフィードバックに関し建設的な議論ができたそうです。

いつも思うのですが、
このやり取りは全て”タダ”だと言うことです。
「上場会社のIR活動」の一環としてこれらが可能になるのです。

(上場メリットの一つとも言えます)

投資家からの質問やフィードバックには、
本来外部のコンサルティング会社に依頼して

得られるような内容も当然含まれております。

(人材育成という観点からもメリットはありますね)


そのように考えると、

投資家との1on1ミーティングを実施していない

(実施できていない)会社は、
「企業価値を棄損している」と言っても過言ではありません。

 

もちろん「投資家との1on1ミーティングを実施したくてもできない」

というケースもあるでしょうがメリットは多々あるので、

なんとか実施できるよう取り組んでいって欲しいものです。

 

※そのために弊社のような会社がありますので、

 ご関心のある方はぜひご一報ください。