モンブランとシャモニー針峰群の美しい景観を求めてブレヴァン展望台へ | いばりこぶたの 気ままな生活

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ちょうど6年前の2016年7月と4年前の2018年9月にはイタリア、クールマイユール Courmayeur 郊外のアントレーヴ Entreves にあるホテル、オーベルジュ・デ・ラ・メゾン Auberge de la Maison に滞在して、イタリア側のモンブランであるモンテビアンコの勇姿を堪能しました。そしてこの夏は4年前の応用編としてシャモニー・モンブラン Chamonix-Mont Blanc とヴェルビエ Verbier 滞在の旅へ出掛けました。シャモニー滞在の3日目である7月25日の月曜日は午前中、4年前には天候に恵まれなくてモンブランを望むことの出来なかったブレヴァン展望台  Le Brévents へ、再度チャレンジすることといたしました。

 

6年前の旅行記はこちらです。

 ヴァッレ・ダオスタ州の旅・その5;オーベルジュ・デ・ラ・メゾンでモンテ・ビアンコを独り占め

そして4年前の9月の滞在記はこちらになります。

 初秋のモンブラン逍遙;クールマイユール・シャモニーとヴェルビエへ
 

7月25日の朝8時頃ホテルを出て、シャモニーの中心部北側にあるゴンドラ乗り場へ。4年前に訪れているので勝手がわかっていましたが、乗り場までの坂道が結構きついのを思い出しました。8時半、未だ動き出したばかりの6人乗りゴンドラに。乗り合わせた男女3人の初老のドイツ人登山客は、マスク姿の日本人を見てあからさまに嫌な顔をしていました。こちらも残念な気分で中間地点のプラン・プラ Plan Praz で降りることになります。

 

ですが4年前には全然見えなかったモンブランと麓のシャモニーの町がキレイに見えましたので、気分を変えて上を目指しました。

 

ロープの向こう、あの尖ったところが標高2525メートルのブレヴァン展望台です。プラン・プラで70人乗りのロープウェイに乗り換えます。うくく、期待できそうです。

 

ロープウェイを降りてまず西側へ、ここから皆さんハイキングなのですね。サンダル履きでホテルを出てきた私たちはここが最終目的地です。

 

そしてついにやりました!真正面、南東の方角にモンブランの美しい姿を臨むことが出来たのです!!

 

足下にはこの通り、シャモニー・モンブランの谷に広がる町並みが。

 

朝の9時、私たちはここで陣取り、マスクを外して人目も気にせずに遅い朝ごはんを軽くいただきました。

 

標高2500メートルに咲くのは秋色の花々です。真正面にシャモニー針峰群が見えます。 「針峰」とは氷河の侵食でできた針状の鋭い岩の峰のことで、エギーユ aiguille(フランス語)、チンネZinne(ドイツ語)、ニードル needle(英語)と呼ばれます。

 

咲く花はこんな感じでちょっぴり寂しげです。

 

それにしてもこんなに空気の美味しいところで朝ごはんとは贅沢ですよね。

 

何度観ても飽きません。シャモニー滞在の目的のうちのひとつ、パノラミック・モンブラン、トラムウェイ・モンブランに加えて3つめも無事果たすことが出来ました。

 

中間地点のプラン・プラに降りてきました。

 

ここは平らな広場でレストランも充実しているみたいです。

 

ちょっとしたお庭の雰囲気。

 

緑が豊かで相当気持ちいい場所です。ここからラ・フレジェール La Flégère へ向かうハイキングコースが素晴らしいそうです。

 

そしてここはパラグライディングの出発地点でもありました。このあとカラフルな翼を広げて次々と飛び立っていきました。

 

もう一度、モンブランの勇姿を目に焼き付けて、惜しみながらゴンドラで下ってまいります。

 

死ぬまでにもう1回くらい来られるかしら。

 

朝の10時半ごろ、シャモニーの町はそろそろ混み始めました。

 

ホテルの前にある人気のアイスクリームショップが開店したので、アイスクリームに舌鼓を打ってから部屋に戻り、ゆっくりとチェックアウトを済ませて正午にはタクシーでヴェルビエに向かいます。既にお伝えしました通り、この日のラッキーは午前中に留まらずヴェルビエに着いてからも続きましたので、この7月25日はいばりこぶたにとって忘れ難い一日となったのでした。

 

この日のラッキーの続きは次の記事をご覧くださいね。これでこの夏の旅のご報告を終わります。

  3年越しの願いがついに実現!いざヴェルビエ音楽祭へ!!

 

 

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