来年のカレンダー | やまとうた響く

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日々の出来事や想いを綴っています。エッセイ風に書けたら素敵なんだけれど。

いよいよ今年も押し迫ってきて、先日とーさんがホンダのカーショップに行った際に来年のカレンダーを貰ってきた。けれどうちもすでに来年のカレンダーは用意している。10月になると来年のカレンダーは沢山売り出されているので、お気に入りを 購入した。

昔は年末になるとあちこちのお店でカレンダーが配られ、カレンダーは貰うもので購入するものだと言う概念は全くなかった。けれどバブルが弾けた頃からなのか、以前ほどは配られなくなった時期もあり、自分でお気に入りを購入することが増えた。

最近はまたよく配られているし、昔と違ってセンスのいい素敵なカレンダーが多い。とーさんが貰ってきたカレンダーも可愛くてまだうちが買ってなかったら使っていたかもしれない。







孫のうたにちょうど良さそうだけれど、最近はうたもお気に入りのキャラクターがあって、モフサンドと言うそのキャラクターのカレンダーを買ってやったばかりだ。


小学校3年生のうたはどんな風に使うのだろう😁自分やお友達の誕生日を記すのかもしれない。やはり日付けさえわかればいい、と言うものでもなく、私でも毎日見るものならやはり自分が好きなカレンダーを使いたい。

私が来年用に購入したカレンダーは二種類で、ひとつは


岩合さんの猫カレンダー。これは大きいからスケジュールをしっかり書き込める。最近は何でもよく忘れるから書き留めておかないといけない。

もうひとつは




こちらは少し小さくて12人の絵本作家さんが各月ごとに絵を描かれている。スケジュールばかりではなく、ちょっとしたことも記しておけば日記の様に毎年残すことができる程よいサイズ感。


これは職場用のカレンダー。毎年保険屋さんに頂く。そろそろ来年用も届く予定だ。来年も仕事、頑張る!

我が家のカレンダーはこれで間に合っているので、せっかく可愛いカレンダーもらったのに、と思っていたら、ある記事を見つけた。

カレンダーの意外な使い方、と言うタイトルの記事だった。

その記事によると、その家に住む人が亡くなったときに、まだ成仏できずに家にいる場合、来年のカレンダーをその人の部屋に飾ることで、もう 新年になったこと、亡くなったことを理解し、成仏をしやすくするのだと。

まさにタイムリーな記事だった。うちの義母は亡くなって四十九日もまだだからきっとうちにいることだろう。それでも四十九日を迎える頃にはあの世に旅立ってもらわなければいけない。来年の新しいカレンダーがその助けになるのなら、義母の部屋に飾ってあげよう、と言うことで、義母の祭壇から見える位置にとーさんが貰ってきたカレンダーを吊り下げた。



新年はあと少しだし、四十九日もまだだけれど、新年を迎えたらそろそろ旅立ってもらうように、1月のカレンダーで新しい年を伝えよう。もうこうして亡くなってから時は過ぎていっているんだよ、と。

真実かどうかはわからないけれど、妙に納得できたし、息子であるとーさんが貰ってきたカレンダー、と言うのも意味があったのかもしれない。


うちのくぅちゃんもじっくりと祭壇の前に腰を据えておばあちゃんと語り合っている様子。おばあちゃんは今はまだ居るんだろうね。

こうして新しい年のカレンダーは亡くなった人 のためにも使われ、これから来年もまた生きていく私達の日々と共にあるカレンダー!一日一日を来年も大切にして暮らしていこう、と思う。

やはりそんなカレンダーはお気に入りが一番だ。