夏のヴァイオリンセミナー in ぎふ
長女さん、この夏は初めてヴァイオリンセミナーなるものに参加させて頂いております🎻
こちらは20年前から開催されてきた由緒あるセミナーで、ハンガリーから著名な先生方が来てくださっています
ハンガリーといえば、かの有名なヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(写真上)やレオポルト・アウアー(写真下)などを輩出した国!
期待が高まります。
レッスン前の時間帯は優先的に楽屋を割り当てていただいており、ウォーミングアップもバッチリ。(楽屋が広くて響きも良くて感動しました 事務局さま、ありがとうございます)
いよいよレッスンへ。
今回見ていただく受講曲は、先日発表会でも演奏したヴィオッティ ヴァイオリン協奏曲第22番(cadenza ヨアヒム)。
最初に通して聞いていただき、続いて細かな指導をいただきます。
この曲はa-moll(イ短調)で始まり、程なくしてA-Dur(イ長調)となり、終盤に再度a-mollに戻っていくのですが、本日は最初のa-moll部分(半ページ)で終了となりました 濃ゆい…
- 基本的な音程、リズム、音色については褒めていただきつつ、もっと作曲者の言わんとするところが伝わるような細かな音楽的表現が欲しい
- フレーズごとのキャラクターの対比を意識(決然とした感じ vs 迷い etc.)
- ヴィブラートの性質も意識して使い分ける
- 必要なフォルテを出すために必要な姿勢を意識する
などなど、8歳児にはかなり高難度なご指導をいただきました。
また日々のレッスンに取り入れられるエクササイズ、筋トレもご指導いただき目からうろこでした
(速いヴィブラートを実現するにはある程度左手自体の筋力も必要なので、軽く筋トレをするのがいいかも?とのこと
→早速子供用ダンベルを発注しました! )
次回のレッスンもとても楽しみです。
(余談:cadenzaを聴いていただいた後、先生の楽譜とは違ったようで「これは誰のcadenza?」とご質問があったのですが、ヨアヒムによるものと分かると、「ハンガリーのヴァイオリニストだね。いいね!」ととても嬉しそうにされていました。全然意図してなかったですが、よかった!!)