ふるさとりの寝不足ブログ~別館~ -36ページ目

ふるさとりの寝不足ブログ~別館~

ふるさとりの寝不足ブログの別館です。
http://hattuto39.at.webry.info/
ここでは漫画・本・映画について詳しくレビューしていきたいと思っています。

ちょうど翌日は休みだったので、翌日から風呂の改修をやることした
「とは言っても……」僕は日曜大工は初めてなので、知り合いに大工がいないかと考えてみたが誰もいない
「……自分で作るしかないのか」
案を考える。鉄の釜から木に交換……いや、ダメか。木が燃える
ヤカンで水を入れる?いや、これは時間が……

「うーん……おはようございます!」
「ぅん……ぉはよぅ……」僕は悩み、眠るのが遅くなってしまった
「大丈夫ですか?顔に隈が……」
と顔を近づけ親指で隈をなぞる
「ありがとう。ちょっと寝付けなかっただけだよ」と返すと椛はちょっと節目になる
「やっぱり、昨日は言い過ぎました?」
と聞いてきたのでにこやかに返す
「いや、大丈夫だよ。昨日は僕が悪かったんだし」と謝る
椛は心配そうな顔を普段の顔に戻し
「よかった。じゃあご飯を用意しますね!」
と言い残し台所へ行った

「じゃあ、行ってきます」
と椛は警備に出かけていった
「さて、どうしましょ」と思い、また考える
と考えていると来客が来た
「やあ、遊びに来たよ」とにことが来た
「にことか……ごめん、いま考え事してるんだ」
「?考え事?私で良けりゃ相談に乗るよ?」とにことが聞いてきたので手短に話す
「あっはははは!その後、面白い!」
と僕はやけどした腹を見せるとにことは大笑いした
「ひーひー……そういうことなら私に任せてよ」とにことは言った

「まず、冷たい水は火に当たるとどんな動きになると思う?」
「霧になる?」
「ちがうちがう。水は暖かいのは上に行って……」
何故かにことの授業が始まった。内容は水についてらしいが……
「つまり、君の風呂に二箇所、穴を開けて外に水を熱する装置をつければいいんだよ」と風呂の話に戻ったらしいが良く分からない
「……その顔、良く分かってないね?」と聞かれる
「ごめん……僕にはさっぱり……」
「しょうがないなぁ……設計図を書くから……」
と書き始める
「できた!」
と設計図を見せられる。さっきよりは理解できたけど、簡略しすぎて何がなんだか分からない。家と水熱機が同じ大きさだし、二本のパイプの長さと大きさがグチャグチャ
「さて、作るぞ!」とにことが穴あけ道具を風呂場に設置する前に止める。
「まって、これじゃ材料が足りない……」
「あとあと。穴を開けることが優先」
「きょう、風呂入るんだよ!?それに、にことの設計図はわかりにくいし……」
と言うとにことは頭を少し抱える
「しょうがない……盟友に依頼するか……」

続く
「ぎゃああああ!」
「どうしました!?」
風呂場で思い切り騒いでしまった
僕のお腹にはくっきりと赤い線がつけられていた
無論、切り傷というわけではない
「またですか……いい加減この風呂になれてくださいよ」
椛の態度が焦り顔から呆れ顔に移る
「わかったよ」

この家は五右衛門風呂……鍋のような風呂だ。熱湯の入った鍋の淵を触った人は解るだろう。とても熱い。僕は風呂から出ようとして手を滑らせ腹が淵に付き、焼けて火傷した
これをやらかしたのは5回目だった
食事を取りながら椛は呆れて物を言う
「まったく……心配したじゃないですか」
「ごめん……故郷は家に温泉があったから……」
今日のご飯は川魚の塩焼き。最近教えてもらった料理らしい
「早くこの家にも慣れてくださいよ」ともう一度言われたしまった

後日
「ただいま」と椛が疲れた様子で帰ってきた
「今日は風呂沸かしたよ」というと椛は嬉しそうに尻尾を振る
「ありがとうございます!」と言い、椛は脱衣所に向かう
一刻半ぐらいしたとき風呂場の方で騒ぎ声が聞こえた
「ぎゃうううううん!!」
「どうした!?」外の炊き場から急いで、風呂場へ向かう
風呂場の所で腹を抱えている椛を見つけ、抱える
「大丈夫か?」と聞くと椛は睨みつけてきた。殺気がこもっている
「このアホっ!」拳が飛んできた
少し後ろのめりになる
「敷板!忘れてます!」と椛は後ろにある敷板を指差す
「あっ……」五右衛門風呂は下から火を炊くので、釜の下が暑いのは当然
敷板を敷き、直接、鉄の熱さに触れないようにしなければならない
それを忘れると、足、尻が熱くなる
椛はきっと疲れていて敷板がしいてないことに気付かず風呂に浸かり、僕が火力をあげて熱さに気づき慌てて飛び出そうとして滑り、腹に淵が当たり火傷……見ると椛の白っぽい肌に薄い桜色の線が横にくっきりとあった
僕はそれを見て謝る事も忘れ、ちょっと笑ってしまう
「?なんで笑うんですか?」と不機嫌そうに(当たり前だが)聞いてきた
「いや、椛が殴るのが初めてだったし、お腹の線がくっきりとついていたから」と言う
「……」と椛は睨みつける
「ごめんごめん。今度は気をつけるよ」と言う
「明日、あなたが全部警備行ってくださいね」と静かで強い語気で言われたので、了承する

その晚、僕は考える。
(今の風呂だとちょっと危険かな……風呂を改築しようかな)
理由は先ほどの事でわかる。僕は男だから、お腹に線がついても気にしないが椛は女だ。身ごもった時に、こんなことが起きたら僕は悔やむだろう。だから僕は風呂を改築しようと思い、考える
(だけど、このあたりに温泉はないしなぁ)
お湯は引けないし、汲めない。
(にことに相談するか……?)
と僕はそんな考えが思いついた
計画性のないブログ主がネタの採取に苦労しているので普段二日に1回のペースが落ちます……いつもこのブログを楽しみにしている皆さん。申し訳ございません……
なにかご意見、ご感想がありましたらコメントに書いてください……
「うーんどうすれば円滑に取り戻せるかな……」
と僕らは返してもらうよりも河童の相撲に混じって返してもらうしかないと諦める
「私が出ます!」と椛が立ち上がるがにことに制止させられてしまった
「相撲は神聖なものだからねえ……君が出ても追い出されると思うよ」
と言われ椛は歯ぎしりする
「じゃあ、僕が出るよ」と言うと椛とにことが同時に僕を見る
「えっ!?失礼ですけど格闘術ってできるんですか!?
「ひ弱なのを隠すために飛び道具を使ってたんじゃないの!?」
「失礼だなぁ二人とも……僕が格闘術ができないから持ってるんじゃないよ……」
僕が飛び道具を持ってる理由は僕が昔住んでいた時の主人が飛び道具を使っていたからだった。その影響で飛び道具に魅入ってしまった

「おりゃあ!」
「コウちゃんすごい!チャンピオンだよ!」
「えっへん!まぁこんなもんでしょ」
と河童の声が聞こえる
そこへ
「まちな……」
「?誰だお前」
「通りすがりの旅人でさぁ……相撲に勝ったら俺の尻子玉をやる。俺が勝ったら……そうだなぁ、あの剣を貰うか」
と僕はちょっと声音を落とし、低い声で河童に言う
「なっ、生意気な!いいだろう!受けて立つ」
とコウちゃんと呼ばれた河童は土俵に立つ
「どっこいっせ」と僕も土俵に立つ
審判がおろおろしてたのだがコウちゃんが「早くしろ」と言ったので静かになった

「はっけよーい」
僕は相手の河童を睨みつける。対する相手も体格が少し大きい僕に物怖じしない
「のこった!」
コウちゃんのツッパリが僕の体に当たる
さすがは河童。強い。しかし
「どすこい!」と僕は相手のまわしを掴み全身全霊で場外に放り投げる
河童のツッパリは強かったが、相手は子供。軽さはどうにもならないので軽く投げられる
どしん!と相手が場外に出て審判が結果を伝える
「……勝者~さすらいの旅山~」
勝ったので景品になった椛の剣を取り、じゃあもらっていくぜと硫黄とした瞬間
「待てやコラ」と野太い声に邪魔される
振り返ると大人の大柄の河童が睨みつけていた
「体格差で勝負するのはどうかとちゃうんか?」
と言われる
「こっちは勝負の事を言った。それでそっちは負けたんだ」
と反論。すると河童はじゃあ勝負しようか。と言ってきた
相撲は神聖な行為。断るのは論外
「わかった。受けて立つ」
勝負は最初から決まっていたもんだ。まわしを捕まれ場外に。
「わての勝ちやな」と河童は言う
周りでは子供河童が喜んでいる
「さぁ、その剣と尻子玉を貰おうか」
僕は身を差し出す覚悟でここに来たので今更言い訳はできない
僕が大人しくしてると
茂みの方から声が聞こえた
「まて!」

続く
どんっ!と押されて椛は体制を崩してしまった
「椛!大丈夫!?」と僕が慌てて近づく
「……不覚です」と椛は心底悔しそうに河童三匹を睨みつけていた
そう言えば……と河童の特徴を思い出した。河童は頭の上の皿が乾かない限り強い力を発揮するということを思い出した
「やったー!かったぞー!」
と河童のひとりが騒ぎ出した
「やったなコウちゃん!山の警備犬を倒したぞ~!」
といい始めた
「まだです!さぁ返してもらいましょう!」
と椛は立ち上がり、河童の子供達に向かって叫ぶ
「お前は負けたんだよ~!」と言う声が聞こえてくる
「待ちなさい!」と椛は追いかけるが、河童の子供達は川の中に飛び込んでしまった
「くっ!」
と椛は悔し顔を作りながらも能力を発揮し千里眼を使う
「こっちです!」と椛は走り出す。僕もそれに続き走り出した

剣を盗まれた場所から結構離れた下流に河童の子供達が集まっていた
「私の剣を返せ!」と大きな声で言いかけたので口を抑える
「椛、気持ちは分かるけどこの人数、いくら子供だからと言っても勝ち目はないよ……」
と言うと椛は僕が口を押さえてる指をかみ始めた
「痛い!痛い!」と騒いでいると聞きなれた声が聞こえた
「どうしたんだい?」
と後ろを見るとにことが立っていた

軽くにことに事情を説明
「あのバカガキども……相撲大会の景品は盗むなってあれほど言ったのに……」
とにことは心底呆れたように言った
「相撲大会?」と聞くとにことが説明してくれる
「河童は知ってのとおり相撲が大好きなんだよね。それで相撲大会を定期的にやるんだけど景品が河童祭りで手に入れた胡瓜とか、西瓜とかその他、装飾品とか……まぁ景品は集めたり譲ってもらったり作ったりするんだけどもっと良い物が欲しい子供達が盗んだりして景品をふやしたりしてるんだよ……」