BENMEMOの偉人散歩 日本人て誇り高く素晴らしい(9歳の慈悲深さ 思いやり) | 偉人散歩

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日本人って素晴らしい

僕の母は1月2日に亡くなりました。

87才  母本人も長生きで満足した人生を送ったと思います。

母は生前、僕に向かって一言

「私が死んだら、遺品は全部捨てて」と

親子ですから、母の一言の意味、心情は理解できます。

母は家族の事を優先にして自分の要望は口にしない

「私は、こうしたいけど家族がそうしたいのであれば

私は、家族に従う」という人格の持ち主

決して、私が私がと出しゃばる事はしない。

「利他主義」の中に幸せを感じる人生を送った母でした。

この「利他主義」は日本人だったら誰でも

持ち合わせている素晴らしい文化だと僕は思います。

 

 

東日本大震災 一人の少年が世界を感動の渦に

上皇上皇后(当時、天皇と皇后)東日本大震災

2011年3月11日 未曽有の震災

多くの尊い人命と財産が喪われた。

人々の心に深い傷跡を残した。

震災直後は、家族を喪い家屋を津波にもっていかれ

小学校などで一時避難した人々も多くいた。

 

とある避難場所の一幕

3月16日

援助協力(JICA)の派遣

一人の在日ベトナム人警察官が物資の配給、治安維持

などで目が回る程多忙であっても

「人助けをしたい」という信念を胸に働いていた。

ベトナム人警察官が、ふと配給の長い列の最後尾に目が止まった。

寒い東北の地で、Tシャツで短パン姿の少年が最後尾にポツン立ていた。

 

ベトナム人警察官は、「少年まで配給が渡るのか?」と心配になり

やりきれない気持ちになり、自然に声をかけた

「お父さんは、お母さんは?」

少年は悲しそうであったが、確りした声調で

「地震直後、お父さんは僕を心配して小学校まで来てくれたが

お父さんと目が合った、

しかし、自然の猛威は非常なもの、お父さんは軽トラごと

津波に流された、

母と妹と弟は海岸近くの家ごと津波に」

不安を振り払うかの様に顔を振り

滲む涙を拭きながら声震わせて精いっぱいベトナム人警察官

の問いに答えた。

ベトナム人警察官は涙に溢れ着ていたコートを少年の肩に

思わずポケットに入っていた食料パックを少年の手に握らせた

「ありがとうございます」 少年の幼気な姿に目が離せない。

 

遠慮なく食べてとの思いが、衝撃の光景が

ベトナム人警察官の目に写った光景は

少年が配給箱に口にする事もない食料パックを寄付する姿

ベトナム人警察官は少年に駆け寄り

「腹ペコなんだろう、遠慮せずに食べればいいのに」

少年「他の多くの人が僕よりもおなかを空かしている だから」

両親も兄弟もいっぺんに喪い

心も体も窮地に立たされている9歳の少年が

他人の事を思いやられる

他人の為に自分を犠牲にする事ができる日本人の素晴らしさを

ベトナム人警察官は心に刻んだ。

 

少年の逸話が世界を感動の渦に

「この感動話を自分だけのものにしてはいけない」

ベトナム人警察官は友人に少年の逸話に

感動した事、日本人の素晴らしさを力を込めて語った

友人も涙を流し感動し新聞記者に伝える

Vietbao紙に次のような記事が

「日本人の人情と強固な意志を象徴する

小さな男の子の話に

我々ベトナム人は涙を流さずにはいられない」

と少年の逸話を記事にした。

ベトナム国内が感動の渦に

SNSを通じ世界の人々に

「日本人の素晴らしい思いやりの心」

を知る事になった。