BEN MEMOの偉人散歩 日本人て誇り高く素晴らしい(新嘗祭) | 偉人散歩

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日本人って素晴らしい

11月23日は勤労感謝の日です。

11月23日は日本にとって最も大切な「新嘗祭」でもあります。

勤労感謝の日は知ってても、新嘗祭は知らない

という人も多いのではないでしょうか。

何故、

戦前、戦中までは新嘗祭の日は天皇を中心に

全国にある神社、国民総出で

その年の収穫に感謝し祝ったものだが、

戦後、アメリカGHQが日本を占領支配していた時

GHQは天皇と国民を切り離そうと

天皇の色が強い「新嘗祭」をアメリカ流の

勤労感謝の日に変えた

その後、「新嘗祭」を口にする人が少なくなった。

日本人が「日本の形」を忘れている現在

もう一度、見直しても良いと思います。

宮中で行われる新嘗祭

 

歴史、文化は人々が置かれていた自然環境によって「形」づけられる。

日本は、四季折々がはっきりしていて

温暖な気候、栄養たっぷりな土地があり

農作物も豊かに実る

自然災害も多いが自然の恵みも大きい。

恵まれた国であります。

 

縄文時代から「山や巨石、巨木などに神々が宿る」と信じ

災害の無い様に、農作物がいっぱい採れます様に」と

神々に手を合わせ祈ってきた文化をもつ民族

しかし、自然は時には災害を起こし、また不作の時もある

自然の力を正しく怖れ、恵みを感謝の気持をもって享受してきた

 

日本書紀によれば

飛鳥時代 皇極天皇(在位642~645)の時に

「新嘗祭」が始まった

天皇自ら収穫に感謝し儀式を行う事が現在に至っても続いています。

 

徳仁(なるひと)天皇

天皇陛下にとっても新嘗祭は一年で

最も重要で最も過酷な公務

天皇が自ら、国家と国民の安寧と繁栄を祈って

神や先祖を祀りその年の収穫に感謝の念を送る祭り

神事は2回にわたり行われます

1回目 23日夕方6時から 2回目夜中の11時から

天皇は最も清浄かつ神聖な白い服装をまとい

(純白の絹地で複雑に作られており、尋常でない重さ)

お米を含む食物を一つ一つ神にお供えした後、

重くて身動きが困難な服装で長時間の正座。

想像してください

身動きが取れない重い服装

長時間の正座

深夜の寒さ

体力的にも精神的にも耐えられない辛さ

(僕だったら5分ともたない)

天皇は辛さに耐えて、国家、国民の幸せの為に祈る

 

神々と天皇と国民が「食」を通じて感謝する祭

「新嘗祭」をもう一度見直してはいかがでしょうか。

新米は11月23日以降に食べましょう

食べ物に対しての感謝の形ですから。