BENMEMOの偉人散歩 日本人て誇り高く素晴らしい(秋山真之) | 偉人散歩

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日本人って素晴らしい

NHKの歴史番組「坂の上の雲」で本木雅弘氏が主演をつとめた

「秋山真之」 天才参謀と言われた偉人

その秋山真之が日本海海戦直前に残した名言にスポットを

当てみたいと思います。

秋山真之

日本海海戦で秋山の戦術が冴え渡る

1905年(明治38年)5月27日

対馬沖で東北に舵をとり進むロシア・バルチック艦隊

対する 東郷平八郎率いる、日本聯合艦隊は南西に舵を

真正面にバルチック艦隊が

戦うにしては真正面は位置的に悪い

日本聯合艦隊は真正面を避ける為、大きく迂回する形に

日本聯合艦隊から見れば、バルチック艦隊は左前方に見える

ここで有名な「東郷ターン」

取り舵いっぱい(左折いっぱい)

バルチック艦隊からは日本聯合艦隊が横っ腹を見せる形に

バルチック艦隊司令長官ロジェストヴェンスキーは

「横っ腹を見せるなんて自殺行為」と笑ったとも

(的が大きくなるから)

バルチック艦隊が、射程距離7000mに近づくと

日本聯合艦隊 旗艦三笠らに砲撃開始

でも7000m離れていては、なかなか当たらない

日本聯合艦隊とバルチック艦隊が進むにつれて

ここに「丁字戦法」(秋山真之が考案した戦法)

の完成 正確に言うと丁字ではなくイの字になった

日本聯合艦隊の射程距離5500mになると一斉に

バルチック艦隊の先頭に向けて砲撃開始

猛烈な砲撃にバルチック艦隊の船隊は乱れ

次々と撃沈

日本聯合艦隊の歴史的な圧勝であった。

前列右端が秋山真之(中央が東郷平八郎)

Z旗「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」

 

決戦直前に見る日本人の誇り

バルチック艦隊との決戦直前、

秋山真之は東京の参謀本部に電報打っている

「天気晴朗なれど波高し」

単純に考えると、雲一つない晴れ、波は高いと思われるが

この言葉の裏には日本の誇りがある

 

バルチック艦隊が日本に来る

「我が国の存亡、この一戦にある」との思いから

日本聯合艦隊は釜山沖で戦術の猛訓練

訓練の厳しさは水夫がかわいそうと思われる程

 

地上の砲台からの砲撃は地盤がしっかり固まっているから

敵に当てやすい

しかし、艦艇からの砲撃は波に揺れながらの砲撃

敵艦に当てるのは至難の業

ちょっとでもタイミングがズレると砲弾は明後日の方向に

敵艦に当てるには、猛訓練が必要

水夫たちは厳しい訓練に耐え

そして、敵艦に正確に当てる技術をメキメキとつけていた

その技術の差が勝敗を分けた。

 

「天気晴朗」は洋上でバルチック艦隊が見えやすい

敵艦を見逃す事がない

「波高し」は波が高い事は猛訓練をしてきた水夫にとっては

自分の撃った砲弾は敵艦にあたるが

技術不足の敵の砲弾は当たらない

事を意味した

天も味方をしてくれている

 

日本海戦に勝利したのも

勝利の裏には、水夫たちのた

日本の為ならどんな努力も惜しまない

真面目で根気強い民族性が勝利を導い

もし、日本人がだらしない民族性だったら

日本は負けていたに違いないと思います。