シラスとウシハク | 偉人散歩

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日本人って素晴らしい

古事記から

外食へ行き美味しい料理を食べ、客席店員さんや調理師さんに

「美味しかった、ありがとう」と感謝を言葉に表す人も多い、

一方で、金払っているのだから「美味しかった、ありがとう」とは

言う必要が無い、と考える人も多い

特に外国人(西欧人)はお客が立場が上と考え

「美味しかったありがとう」と言う日本文化は理解されにくい

 

この様な日本文化と西欧文化との違いは

シラスとウシハクの違いが根底にあると私は思う。

 

シラスとは、 国の決めごと、有り方を皆に知らす(シラス)

十人十色の意見を持つ人が集まって喧々諤々討論し

結論を導き出す 一旦、結論が出たら反対意見があっても

協力を惜しまない この集まりには身分や立場の上下は存在しない

横一線の同じ立場の人が意見を出し合い決める

これは古事記の神話にも書かれている。

 

ウシハク(領く)とは、一部の支配者が領土と民を支配すると云う意味。

ヨーロッパや中国の大陸の歴史文化

身分の上下が確立しておりヒエラルヒーの社会構造

異民族が戦い、勝利した民族が敗北した民族を徹底的に

虐殺、奴隷化して亡ぼす歴史を繰り返してきた。

その結果、現在でも身分や立場の格差は大きい

企業に於いても、外国企業に多く見られるが

トップの年収何百億円に対し末端の従業員は貧困にあえぐ

現実がある。

ウシハク社会は一部のトップの独裁を許され易いと思います。

 

前述の外食の話に於いても

シラス国である日本は、お客と店員さんとの間には

身分、立場の差が無く 美味しい料理を食べさせて貰ったのだから

お客から「美味しかったありがとう」と言ってもおかしくない

 

身分、立場の差が大きいウシハク国の人は、

金を払う人と貰う人と云う「拘り」が強いのではないか

 

シラスとウシハク 人の幸せを築く為にはどちらを重要視

するか、よくよく考えたいと思います。