本日2つめの記事です。

 

少し、急いで情報提供した方がいいかなと思いましたので時間がある今日のうちに記事にしておきます。

 

「不登校をしている子供が、外へ出られないので塾にも行けず、本人も『学習がどんどんついていけなくなる』焦りが募っている。4月からの新学期をより怖がるようになっている。このままだと、4月からの新学期も引きこもって、週1回でも、別室登校でも行けるのでは・・・という希望が見えない」というメッセージをいただいていたので、こちら側でお返事させていただきます。

 

親族の子どもたちの場合、教材は本当にいろんなものを使っていますし、近くに塾があって行けるとしても片道車で30分、というケースもありますので(合う場所を選ぶとなると、自宅から遠くなることも多いです)、この2月の季節のように

 

・気鬱になって「外に出る気力がない」ときや

・もともと人に教えてもらうのが嫌いで、どちらかというと自分のペースで学習するとパニックせず落ち着ける、とか

・塾で授業を聞いても、個別対応塾で隣で説明されても、咀嚼するのに時間がかかるから、焦って頭に入らない、とか

・外に出る体力があったら、家でゆっくり勉強に気力を使うほうがまだやれる

 

とか、いろんな個性的な理由で「家庭学習」を突き進んでいる子達がいます。面白くない教材だと全く勉強しませんが、

 

「ちょっとわかる」とか

「おもしろいゲームができる」とか

「ごほうびのモンスターをコレクションできる」

 

とか、よこしまな欲望というか思うツボな刺激を求めて、暇つぶしにちょこっとやって、だんだんと取り組み始める、という子も多いです。最近の動画学習や遠隔学習などはとても良くできています。この学習教材・ツールの情報を集めている最中にも、「おかげさまで、4年生まで勉強嫌いだった子が、だらだらと動画を見ているだけだったはずが、少しずつ「わかる」が貯金されてきたようで、今年に入って急に勉強をするようになった(わかる、が増えたから楽しくなってきた)。」という、親族の親の話しもありました。

 

やる気スイッチが入るまで4年を費やしたかぁ、という子もいれば、大学受験前ぎりぎりにやる気スイッチが入った、という子もいます。どの子も無駄かもしれないと思いつつ、「やる気がなくても見てるだけで後で少しは足しになるから」という親の促しで、しぶしぶ、流しているだけ~、見ているだけ~、学習ゲームしているだけ~、という時間つぶしに教材をえっちらおっちらこなしていたりしますが、それでも長く続ければ、ある一定の効果は上げているので、「やる気がなくても流すだけでも・ちらりと見るだけでも」効果はじわじわ出ている、と思います。

 

やる気がない子に見るだけ、動画を流しておくだけ、という動作をさせるために、1日の最低学習時間をこなせばお小遣いがちゃんともらえる、とかスマホを貸してもらえて30分だけ好きなゲームをやらせてもらえる、とかの親との約束で決めた「ご褒美」を楽しみに、なんとか「とりあえず」学習に関わっている子もいます。

 

今のところ、以前からよくこちらでご紹介している教材に加えて、最近、ちょっとずつ利用が増えている教材もご紹介しておきます。合う・合わないは個人差があると思いますので、それぞれのお子さんの嗜好や興味に合わせて選んで見られると良いのではないかと思います。

 

・学習ゲーム: がくげいの学習ソフト:教科書にそったやさしい基本問題を、子供向けのキャラクターが説明してくれたりゲーム的に遊んで覚えられるので、昔から親族の子たちには人気があります。1つのソフトで全教科勉強できるので、費用的にもリーズナブルな感じです。学習ハードルが低く設定されているようで、子供には取り掛かりやすいようです。新1年生になる子も、予習として使っています。

 

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・通信教育、オンライン塾系: タブレットを使って、ステップバイステップで一人で勉強できる教材やパソコンで塾に行くのと似たような学習ができる(学校の友達の学習速度や塾など外部の学習が気になる子などに向く)もの:

スマイルゼミ:(案外、中学生の方がこちらを使っています) スマイルゼミ ←ホームページ、小学生からあります。

 

 

 

インターネット自宅学習システム「e点ネット塾」  ←ホームページ、最近ちらほらと使う子が出ています。小学生低学年の学習からやりなおしたい子は、授業が振り返って見られるのでこちらを利用しつつあります。中学生や高校生は本格的に学校の代わりに利用しているようです。

 

・ ↓ ウェッブでの通信教育「デキタス」です。

 

 

 

こちらは親族の子で好き嫌いがばっちり分かれています。好きな子は絵柄もかわいく、どっぷりとハマっていてよく学習しています。学校の教科書に沿った学習ですので無理がない範囲で学習できます。一方、より基礎の基礎、わかりやすい「説明」にこだわる子は、ときどき「わからない」にぶちあたるので、こちらより「がくげい」の方がよいようです。がくげいを一通り学習した子が対応できるレベルかな、と個人的に感じました。

 

他にも情報を親族からぼちぼち集めているので、子ども自身が楽しめる、続く教材があれば、またご紹介しようと思います。子供にも好き嫌いがあり、特性によっては「この子にはわかりやすい、でも長男・長女にはわかりにくい」など、兄弟姉妹でも同じ教材が使えない、ということも多々出てくるほど、学習の方法や解説の仕方が異なると「わからない」につながります。あれこれ試して、「これならまあまあ、うちの子にはむく」という「合うもの」を見つけてあげると、子供が感じている学習についてのストレスや負担感が減るかなと思います。

 

十人十色ですので、学校の一斉授業ではわからなくても、こうした最近の便利なオンライン学習や動画学習、ゲーム的楽しい学習などで学ぶことができますので、子どもたちには「気にすること無い、学べたらどんな方法で学んでも良いんだから。」「学校に行けない間は、こういった教材で勉強できるし、日本全国の不登校をしている子たちも同じように、こういうので勉強しているそうよ。」とはげまして、自分だけじゃないんだー、と気楽に、また子供が無理せず学びやすい方法、ツールに出会って、コツコツ、学習できればいいなと思っています。

 

以上、不登校の子たちが使っている学習参考資料の情報提供でした。

 

PS  追加です。動画学習をするときは、安物でもいいので耳を覆うタイプのヘッドフォンを使うと、集中力が変わります。下の2000円以下のものが最近、親族の間では流行ってます。圧迫感があるのですが外の音をある程度遮断するので自動的に集中モードに変わります。ですので、動画や学習ゲームをしている間だけ、これをつけさせるとながら勉強していたり、ただ聞いている・見てるだけ、でも情報の頭への響き方が違うので、効果あるようです。

 

ヘッドフォンなしだと、親の小言と同じ「右から左」の子が多いので、利用をおすすめします。

 

あと、こちらは電気屋ではなく楽器屋さんで見かけることが多いのかな、と親族が言っていました。圧迫感があるので、耳が痛くなるので1時間以内ぐらいがちょうどです。子どもたちは耳が痛くなると「休憩」し、痛みが取れると「またやる」という風に使っているので、メリハリが効いて便利使いしています。

 

↓ 楽器屋さんに時々売っています。

 

 

PS2: さらに追加です。

 

不登校ではないのですが、幼稚園には年長になるまで行かない、という親族の子もいますので幼児用の教材も使っている人間がいます。その中でも「ポピー信者」がおりまして、ポピー大好きな親族が何組かいまして、それがのっていない!おすすめなのに~と言われましたので載せておきます。教材がかわいく、一人遊びなどでいじくることも多いようです。

 

こちらです ↓

 

 

 


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