『地盤看板カバンなしでも市議会議員になれる方法』
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豊かさとは何で
誰のためにあるのか
選挙コンサルタントの八田晋呉です。
今日は、
私の大好きな統計ネタにおつきあいください。
経済協力開発機構(OECD)は、
加盟各国の社会的状況を把握するために、
8つのヘッドライン社会指標と称して
以下の数字を発表しています。
自立
・人口に対する就業率
・不充分な読解力しかない生徒の比率
公正
・所得不平等度を示すジニ係数
・男女間賃金格差
健康状態
・65歳時点での余命(男性)
・乳児死亡率
社会的結束
・主観的福祉
・犯罪被害者
それでは、
いくつかの数字を具体的に見ていきます。
まず、
自立の項目から、
・人口に対する就業率
「15~64歳人口中の就業率」2008年
1位 アイスランド 85.7%
2位 スイス 78.6%
3位 ノルウェー 77.5%
日本 70.7%
次に、
公正の項目から、
・「所得の不平等度を示すジニ係数」
ジニ係数とは、完全な平等を0、
完全な不平等を1とする係数で、
その間の分布を比較するものです。
ジニ係数上位3国(平等)
1位 デンマーク
2位 スウェーデン
3位 ルクセンブルク
ジニ係数下位3国(不平等)
1位 メキシコ
2位 トルコ
3位 ポルトガル
日本はOECD平均値よりさらに
若干ですが高い(不平等)数値です
そして、
健康状態の項目から、
・「65歳時点での余命(男性)」2006年
1位 日本 23.4年
2位 フランス 22.6年
3位 スイス 22.1年
ちなみに0歳児余命も、
男女とも1位は日本です。
男性 79.0歳
女性 85.8歳
65歳まで存命の日本人女性には、
統計上あと20年もの人生が
残されているというわけです。
ファミレスの集団客で、
一番威勢のよいのは、
今や若者ではなく
おばさま軍団です。
最後は、
社会的結束の項目から、
・「生活満足度の平均スコア」
上位3国(満足)
1位 デンマーク
2位 フィンランド
3位 オランダ
下位3国(不満足)
1位 トルコ
2位 イタリア
3位 スロバキア
日本はOECD平均スコアを、
若干下回る満足度です。
8つの指標をまとめると、
日本は寿命は長く、
犯罪被害は少ないが、
男女間賃金格差は大きく、
生活全体での満足感は
決して高くない国であるといえます。
このような数値を俯瞰的に眺め
検証することで、
その国に必要な社会的政策の
課題の一部を導くことができます。