
市民力 ライブラリーからの1冊
選挙コンサルタントの八田晋呉です。
萌(きざし)書房から発刊されている、
市民力ライブラリーから、
「つくろう議員提案の政策条例」
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784860650582
をご紹介します。
以下同書はじめにより抜粋、転載。
地方議会・議員には、
執行部の監視機能と政策提案機能の
二つの役割がある。
このうち、
地方自治法が想定するのは、
執行機関(市長等)をチェックする機能である。
ところが、
地方分権が具体化し、
地方財政が厳しさを増すなかで、
単に監視機能だけでは、
高い給料をもらっている割には、
仕事をしていないと思われるようになってきた。
その不満が、
議員定数の削減という方向に向かっている。
このままでは、
地方議会・議員は、
多様な市民の思いを代弁する機能を
失ってしまうのではないか。
ここで踏ん張る試みのひとつが、
地方議会・議員の政策提案である。
それにより議員は、
監査役から自治の共同経営者に
転身することになる。
以上の様なコンセプトの許に、
本書は書き進められています。
具体的には、
●なぜ議員提案の政策条例なのか
●議員提案の政策条例の現状と課題
●議員提案の政策条例の考え方、つくり方
●筆者からの二つの提言
~政策条例づくりに市民参加を~
などが、わかりやく書かれています。
この本は著者とその教え子である
現役女子大学生との共著の形式を取っています。
地方自治の根底に流れるもののひとつが
協働であるとすれば、この本の出版こそが、
学生達にとって一生忘れることのできない
協働の成果となったに違いありません。