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留学するなら、語学学校に行かずに直接大学入学をおすすめする 5つの理由
私自身、英語がまったくできない状態で2年制大学(community college、以下コミカレ)からスタートしたという経験があります。その後、4年制大学(以下4大)で成績悪くてキックアウトされてしまい、それをきっかけにメジャーを変えて違う学校に行き直すまでの期間、語学学校にも在籍していたことがあります。
両方経験した上で、5つの理由をまとめてみました。
アメリカで語学学校に通っているけど、英語が伸びなくて悩んでいる方、また、これから留学を考えている方などの参考になれば幸いです。
アメリカではコミカレから4大へトランスファー(編入)するのが一般的です。
コミカレは、分野を浅く広く学ぶところで、4年制大学へトランスファーしてから、専門分野を深く学んでいきます。コミカレはTOEFLの最低限必要な点数さえあれば、留学生でも簡単に入学できるところです。4大でも日本に比べると入るのはそんなに難しくありません。しかしアメリカは入学が簡単で卒業は難しいという傾向があります。入ってからの努力が必要ですので、それはお忘れなく♪私も一度キックアウトされてますので (ノ_・。) まめ知識はさておき、本題に入ります。
1. 英語がまったく話せなくても、ついていけるクラスが意外とある!
英語がまったく話せないのに、コミカレでクラスについていけるのか心配になりそうなところですが、ご安心ください。日本人にとって、意外と簡単なクラスがたくさんあるので、最初はそういうクラスをとっていけばいいのです。
学校に入ったら、まず英語のクラスと数学のクラスを振り分けるのにレベル分けテストを受けます。
日本の高校レベルの知識があると、数学はかなり上の方のクラスからスタートになることが多いと思いますが、英語に慣れるため、ちょっと下からスタートということも選べます。
英語は、一番下のクラスからスタートの可能性もありますが(私はそうでした)、基礎から学べるいい機会だと思います。
日本で習ってきた文法の知識があると、一番下の英語のクラスの内容は意外と簡単に感じます。授業では何を言ってるのかさっぱり聞き取れないという難点もあると思いますが、教科書を読めば「あ、これ知ってる」という内容であることが多いのです。
数学のクラスは、日本人にとって簡単な内容であることが多いので、授業が聞き取れなくてもテストでいい点を取るのが可能です。
その他は音楽、ダンスなど趣味に通じるクラスを選ぶといいと思います。4大へトランスファーしたい方はGPAを高くキープしておきたいと思いますので、比較的 A を取りやすいクラスを選ぶのもいいですね。私は音楽、ギター、バレエ、ジュエリーなどのクラスで楽しみつつ、Aを取ってました。
2. クラスメートが地元の人
コミカレに行くとクラスに地元の人もいるので、英語がネイティブの人とも友達になる機会が増えます。
ネイティブスピーカーと会話がしたい、友達になりたいという気持ちが、英語上達への意欲をかきたてます。英語を使う割合も増えるし、上達も早くなると思います。
語学学校は英語が第二カ国語の人が通うところなので、クラスメートも留学生のみになります。いろんな国の人と友達になる機会になって、とてもいいと思いますが、コミカレに行くと、いろんな国の人プラス地元の人がクラスメートになるのです。
語学学校によっては、日本人が非常に多いところもあります。
そうなると、アメリカにいるのに日本にいたときと変わらない生活を送ることになる可能性もあります。実際に、「アメリカにいるのに周りが日本人ばかりで英語を使う機会がない」という嘆きも聞こえてきます。
3. 自分のレベルよりも難しいことにトライすることで、自信が生まれる
必須クラスというのがあって、コミカレを卒業するのに取らなければいけないクラスがあります。特に4大にトランスファーする場合は、スピーチ、ヒストリー、クリティカルシンキングなどの難しいクラスを取る必要が出てきます。
留学生は F を取ってしまうと、留学自体継続できなくなるという可能性も出てきますから、難しいクラスを取るのには勇気がいりますよね。
だけど、「フェイルしたくない」「トランスファーするためには、このクラスを取らないといけない」という瀬戸際に立たされ、努力してパスすることで、「やればできる」という自信が生まれるきっかけにもなるのです。
これは語学学校では味わえない経験かな、と思います。
4. 学校のチュータリングサービスを無料で利用できる
コミカレや4大のキャンパス内で無料のチュータリングサービス(tutoring service, 家庭教師サービス)を受けることができますので、これを多いに活用しましょう。
私はこのサービスをすごく利用していました。エッセーのグラマーチェックや、数学の宿題のやり方、化学のレポートのチェックなど、さまざまなクラスで役に立ちました。
「ここが分からない」、「こういうふうに書きたい」など、自分の思ってることを英語で説明しないといけなくて苦労したけど、結果的にコミカレを卒業でき、英語の上達にもつながったので、このサービスに本当に感謝しています。
チューター(tutor, 家庭教師)は、その学校の生徒です。学校で雇われているので、学校からお給料(ミニマムですが)がでます。
なので生徒は無料で利用することができるのです。なんという素晴らしいサービス!
私はチューターとしてキャンパス内でアルバイトしていたこともあります。
留学生でもキャンパス内での仕事は週に何時間以内ならできるという仕組みなので、それでちょっとお小遣いを稼いでいました。(16年前の話ですので、現在はどうかわかりかねます。チューターしてみたい方は、ぜひカウンセラーに相談してみてください)
私が教えていたのは、統計学、数学、化学、生物。
どれもアジア人が得意であろうとする典型的なクラスですね。
教える相手(tutee)は、留学生のこともありましたが、普段はほぼアメリカ人。
私も必死で教えてましたが、これで英語がかなり鍛えられました。給料は最低賃金の1時間7ドルととても低かったのですが、それよりも素晴らしい経験を得ることができました。
5. コミカレを卒業すると、OPTがもらえて短期間だけど仕事ができる
コミカレを卒業すると、短期間ですが、OPTというのがもらえてアメリカで仕事することができるようになります。
OPTの期間に仕事をして、スポンサーを見つけてワークビザ申請につながることもあります。(現在では、それもかなり厳しくなりましたが。)
アメリカではビザ関連のことが年々厳しくなってきています。
留学生は卒業したら自国に帰るというのが規則なのですが、卒業のときにOPTをもらうことで、アメリカにいれる期間が引き延ばされます。それに加えて、働くこともできるので、これを利用しない手はありませんね。
発音矯正レッスンの依頼は→発音矯正レッスン Accent Reduction American Accent Lesson