クラゲに学ぶ、ノーベル賞への道。下村脩著 | ほめる・わらう・愛と光と感謝の輪

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ノーベル賞をとった下村脩さんの、自伝。
クラゲに学ぶ。長崎文献社発行。

長崎で原爆を体験し、人生観がかわった、下村さんがノーベル賞をとるまでの道を、わかりやすく書いている書です。

発見は偶然によるものがおおきい、とは知っていましたが、まさに偶然の連続で、今にいたっているようです。クラゲの研究をするようになったのも、紹介された教授がたまたま不在で、別な教授にお会いして、研究を頼まれたところからはじまります。

発光クラゲの成果も、流しに流したところ、そこにたまたま海水があって、新しい発見につながった、ということもありました。

集中してやった結果、偶然が重なってのこと。偶然ではなく、シンクロニシティなのでしょう。

下村さんがおっしゃるには、研究は独創性や、創造性のみならず、長い期間の倦まずたゆまぬ努力が、結果に結びつく、とのこと。

人生の道の書として、楽しく読むことができました。