この「リラックス フォッチ」は、スマートフォンに無線接続して使えるバングルタイプの時計付きブレスレットです。
接続は、無線通信規格の「Bluetooth (ブルートゥース)」に対応しています。
この言葉、「?」だったら覚えておきましょう。
ブルートゥース対応=ワイヤレスでつながる製品、ということですね。
シンシアは、自社ブランドの時計がメインですが、ユニークな雑貨も製造販売しているメーカーです。
“リラックス”はオリジナルブランドのひとつ、“フォッチ(Photch)”はPhoneとWatchの造語のようですね。
このフォッチ、スマホと連携しているだけあって、単なる腕時計でもブレスレットでもありません。
整理すると、次のことができます。
①電話着信時に振動で伝え、そのまま口元に持ってくれば通話ができる
②ステレオスピーカー内蔵でスマホ内の音楽が聴ける
③スマホと10m離れるとブザーが鳴る、
スマホの置き忘れを防止するアラーム機能搭載
どれも便利な機能ですね。
higupetitも買おうかな…
あ、私はまだガラケーでした(爆
でも、こうした製品内容を伝えるだけのアフィリサイトでは、せっかくあなたのサイトに来てくれても、なかなか購入のアクションは起こしてくれませんよ。
なぜかといったら、スマホユーザーでも、人によっては“無くてもいい”機能ですから。
ただ、それも考え方次第で、訪れた人が「何が何でも欲しい!」というアフィリサイトにすることができます。
ということで、今回は“属性”を意識してみたいと思います。
そのために、まずすることは、“フォッチを必要とする人はどういう人か?”をイメージしてみることです。
キーワード選定は、その後にしましょうね。
★行動パターンに、売れるヒントが転がっています
と言っても、ちょっと漠然としすぎると思うので、少し絞り込んでみましょうか。
『日常の行動パターンを思い起こしてみる』
スマホユーザーにしろ、私のようなガラケーユーザーにしろ^^、携帯は四六時中使っていますよね。
ホント、寝ているとき以外は…
と、書いてはみたものの。
ブレイク中の「睡眠計アプリ」を考えると、寝ていても使っていることになるので、もはや“24時間年中無休”というヤツです。
つまり、日常のどんなシーンにおいても、スマホが関わっているわけで、
「○○の時に、かかってきた電話に出そびれた」
とか、
「○○の時にも、スマホの機能が使えればいいのに」
とか、
誰にも少なからず、あるはずなんですよ。
その絞り込んだ○○に、フォッチの機能がマッチしたら、シメたもの。
そこからキーワードを選定して、そのキーワードに特化した記事でサイトをつくれば、間違いなく売れるサイトになります。
では、行動シーンをちょっとイメージしてみましょうか。
あ、ここでは「スマホ」は頭から外してくださいね。
「スマホを使うシーン」をイメージするのではありません。
そう考えてしまうと、自分で囲いをつくってしまって、狭い範囲の発想しかできなくなってしまいますから。
まずは純粋に、人の行動パターンをイメージしてみましょう。
あなたが朝起きてから、1日にやったことでもいいですから、リラックスして思い起こしてみましょうね。
「お出かけ中」
「通勤・通学中」
「買い物しているとき」
……
……
……
……
……
……
……
「トイレの中」
とか、思い浮かびました?^^
それくらい柔軟に発想してみましょう。
★シーンに特化した記事から穴場キーワードが見つかる
では、整理してみます。
シーンを挙げたあとに、フォッチとの関連性をチェックしてみます。
いろいろ当てはまるシーンがあるかと思いますが、一例としてあげると、
「車の運転中」
「別の部屋にいるとき」
あたりはニーズにもマッチしそうです。
「車の運転中」では、ちょっとググると
「スマホに取り込んだ音楽を聴きたい」
というニーズが多いことがわかります。
知恵袋とか教えてgooとか、音楽を聴く方法を尋ねている人が結構いますから。
スマホの音楽が再生できる商品としては、シガーソケットに装着して使うFMトランスミッターがありますね。
ただ、車側の装備によって選ぶ商品が違ってきたり、そういうメカ的な要素に詳しくない人には、ちょっと分かりづらさもあるようです。
このフォッチは、最初にボタンを長押ししてスマホとペアリング設定をするだけなので、車側の装備とは無関係。
そんな簡単さも伝えられると、より魅力的に感じると思いますよ。
メインキーワードを「車の運転中」として、スマホに取り込んだ音楽が簡単に聴けることを記事にしましょう。
あと、自宅でもフォッチは活かせます。
自宅にいるときって、スマホをポケットに入れてます?
私なら机の上に置きっぱなしで、着信に気づかず出そびれることもあったりします。
そんな私のような人には便利ですよね^^
別な部屋にいるときとか、掃除中とか家事中で両手がふさがっているようなときとか、かかってきた電話に出そびれる心配がなくなる。
これが、フォッチの特徴になるわけです。
ここでは、「離れた部屋 着信」とか「別の部屋 着信」あたりをメインキーワードにして、そんなシーンを前提に
「出そびれて困ったことはありませんか?フォッチがあれば解決しますよ」
という流れの記事にすればいいでしょう。
どちらもそうですが、想定したシーンのみに特化した記事にすることがポイントです。
そうすると、そのニーズのある人にとって、単なる製品紹介記事よりも有益な情報になります。
しかも、その記事の中には思わぬ穴場キーワードが含まれることにもつながります。
売れるキーワードは、あなたが考えるものではなく、
“検索する人の頭の中にある”
ものですよ。
いろんなシーンに当てはめて、フォッチの便利さをイメージしてみてくださいね。
★参照:新聞記事の要約
※キーワードに色替え
腕輪、スマホと連携
スマートフォンを無線接続して使える、近未来的な時計付きブレスレット「リラックス フォッチ」(7980円)が登場。
手首に巻くC字形のブレスレット(バングル)タイプ。
無線通信規格「ブルートゥース」対応で、腕にはめたまま口元に持ってくれば、スマホはバッグに入れたままでも通話が可能。
着信があると液晶部分に相手の電話番号が表示され、電話に出る場合は側面のボタンを押す。
スマホ内の音楽を無線で楽しめるステレオスピーカー内蔵、スマホの置き忘れを防止するアラーム機能も付いた。
発売元はシンシア(大阪市)。
*日経MJ 2012年9月3日付