今年に入りMicrosoft(以下MS)の動きが顕著に弱くなっています。2006年にビルゲイツが引退して4年。あと数年で業界地図が変わるでしょう。その時MSの場所があるかどうかすらわからなくなってきています。サーバサイドのOSにMS製品を使っている企業は将来的に本当に大丈夫なのか考える時期に来ています。ただ、MS製品しか使えない技術者も多くいますから、今のうちに脱MSを指向する必要があるでしょう。
1.Microsoftの重要な技術責任者が次々と退社しています
。
5月:エンターテイメント&デバイス部門社長のロビー・バック氏
XboxやZune開発に携わったジェイ・アラード氏
9月:ビジネス部門責任者スティーブン・エロップ氏
10月:チーフソフトウェアアーキテクト(CSA)のレイ・オジー氏
オジー氏はLotusNotes開発者の一人として知られ、Azureなどに携わっていました。Azureは今まさに開発の佳境に入るものですから、その責任者が抜けるという事は方針の対立があったのでしょう。クラウドの方針に迷走しているように見えます。
2.10/28、GoogleがMS Office文章の保存先にクラウドを指定できるようにするプラグインを発表しました
。MSが本気でクラウドを進めるならMS自身が開発して「Windows Live Workspace
」に誘導すべきものです。
3.リッチクライアントツールとして大々的に宣伝していたsilverlight
も、6月にVer4がリリースされてから大きな展開は耳にしていません。このツールとクラウドとの関連も不明です。
4.そして決定的なのが、Windows7満足度のレポート
です。
<国内でのWindows Vistaのころと比べて、サポート件数が30%下がり、その際の満足度は93%に達した>
較べるなら、XPと較べるべきでしょう。Vistaを使ってる人は限られるからです。私は7月からWindows7に変えましたが、未だに使いにくくてイライラしています。
5.まあ、思い返すとOffice2007の最悪なユーザインターフェースを出した時から徐々に崩壊していると思います。WindowsXPとWindows7の差よりOffice2003と2007の差の方が大きいです。もう2年ほど使ってますが、未だに慣れません。2003では簡単に出来る機能を探すのに10分ほどかかることもあります。
Apple,Google,Oracle,Amazon,DELLなど活躍している企業はカリスマ経営者が第一線に残っています。未来永劫安泰なビジネスモデルでない限りその穴を埋める事は無理なのでしょう。