坂東札所めぐり 第一回 | ひ げ 爺 の 独 り 言

ひ げ 爺 の 独 り 言

旅行業勤務を終えて年金暮らしのひげ爺。北川辺での田舎暮らしにつづき大宮での隠居暮らしを投稿しています。

今回からの旅は、横浜市の六浦にある義兄宅への新米持参を兼ねて始まった。
幸い義兄宅から丘を越えた近いところに、一番札所の鎌倉杉本寺がある。
そこでは、納経帖に加えて霊場めぐりに必要な品を買い備えることができる。
納経帳に掛け軸を所望し購入、女房のために輪袈裟と金剛杖を買いそろえた。
元手がかかっている、途中で辞める訳にはゆかない」と、ひげ爺の独り言。
納経帳はまだしも、掛軸なんぞは結願しないと何の価値もないものだから。

坂東観音霊場一番:大蔵山 杉本寺 本尊:十一面観世音菩薩
金沢街道沿いの鮮魚店の駐車場は、小さいうえに奥まっていて判りにくい。
その小さな有料駐車場に車を入れ、石段をのぼった正面が茅葺の仁王門。
門を潜り、苔むした古い石段の左隣の石段を上ると茅葺きの本堂がある。
住職夫人らしい女性が、説明を親切にしてくれて必要な品物も揃えられた。
納経を済ませ本堂に、奧の内陣に頼朝公寄進と言われる本尊十一面観音。
建物は大きくないが、歴史と由緒のある雰囲気は心を落ち着かせてくれる。

坂東観音霊場二番:海雲山 岩殿寺 本尊:十一面観世音菩薩
京浜急行逗子駅近く、閑静な住宅地の細い道を案内板にしたがって行く。
丘陵の懐まで上がって行くと、山門があり新しい駐車場が作られていた。
山門をくぐると左側に納経所があり、住職があれこれと世話を焼いていた。
納経と朱印を済ませ、石段を登ると正面に岩殿寺の質素な観音堂がある。
頼朝公の房州行きに助力した観音様で、一族の厚い信仰を受けたと言う。
観音堂の脇には鏡花池があり、後には奧の院岩殿観音と言う岩窟がある。