近鉄の団体専用列車「」の乗車レポートです。
前編では、車両の概要をご紹介していますので、まずはそちらからご覧ください。

  ツアーに参加

それでは、実際の旅の様子をお伝えしていきましょう。
団体専用列車なので、個人でチケットを買って乗る機会はなかなかありません。
 
今回は、京都駅発着のクラブツーリズム様の日帰りツアーに参加してみました。
そのツアーは、「楽」で行く伊勢神宮ゆかりの御所「斎宮」平安体験モニターツアー
 
参加のきっかけは、往復とも「楽」に乗れること😚
大阪上本町発着の往復「楽」乗車の伊勢日帰りフリープランが7,000円なのに、こちらは京都発着ですが食事、観光、体験がついて5,000円!
 
さらに、「」も「観光バス」も1人2席利用という、神ツアーなのです。
 
 
さぞかし人気があるのか思いましたが、実際に参加してみると、参加者38名のみ。
この人数で、4両編成の「楽」を貸切りとは贅沢です✨

 

  京都駅から乗車

」の座席は指定されていましたが、参加者38名なので空席だらけ。
最前列も空席でしたので、添乗員さんの了解を得て、座席移動。
はるばる、東京から参加した甲斐がありました✌️
 
 
展望ラウンジにはちらほらと参加者が見学にくるものの居座る方はなく、最前列の座席に座りながら展望し放題👏
 
しまかぜ」の回送とすれ違います。
 

これは楽しめそうです⤴️
 

  いくつもの路線を通ります

近鉄京都線を南下していき、大和西大寺(やまとさいだいじ)へ。
この駅の名物といえば、複雑な平面交差ですね。
大きな窓からは、線路配置もしっかりと観察することができます。
 
 
大和西大寺の車庫を左手に眺め、列車は近鉄橿原線へと進んでいきます。
 
 
市街地を離れ、車窓の風景も変わってきました。
 
 
大和八木駅の手前で、近鉄大阪線に合流します。
信号待ちをしていると、大阪方面に向かうアーバンライナーが走り抜けていきます。
 
 
近鉄名古屋線との分岐点、中川デルタ線が見えてきました。
YouTuberのスーツの看板がありますが、この広告費用は年間でいくらくらいかかるのでしょうか🤔
 
 
京都から、3時間半。
途中駅で下車観光やおもてなしの時間があるといいのですが、今回は乗っているだけなのでさすがに退屈してきます😅

  斎宮駅

今回の目的地は斎宮(さいくう)駅。
この駅に団体列車が来ることは珍しいようで、地元のテレビ局が取材にきていました。
 
 
2015年に開設された史跡公園口を利用します。
徒歩圏内に斎宮の観光スポットがあって、便利です。
 

明和町のゆるキャラ「めい姫」がお出迎えしてくれました。
 
 
駅前には1/10サイズで斎宮を再現した模型があります。
奥に見える「斎宮」の看板は、近鉄で伊勢方面に行く際に目にしたことがある方も多いのではないでしょうか🙄
 
 
それでは、用意された観光バスに乗り換えて、斎宮観光に出掛けます。

   ツアー内容

ツアー内容は写真でご紹介しておきます。

 

 

 

 

 

 

  帰りも「楽」

 京都駅までの帰路も「」です。
明和町の方に盛大に見送って下さいましたが、停車時間はわずかなため、あっという間に出発してしまいました😅

 
観光で疲れたこともあって、階下のラウンジでゴロゴロしながら帰路につきます。

 ↑階下室で寝そべって撮影。


」は団体専用列車のため、なかなか乗る機会がないですが、大阪上本町発着の伊勢日帰りツアーが定期的にあるようです。

初詣をかねて、お出かけされてみてはいかがでしょうか。