ゆうゆうアンパンマンカー」の乗車記です。
前編では、外観や座席回りをご紹介しましたが、後編にまいりましょう。
 

■天井にも!!
天井を見上げると、「ゆうゆうアンパンマンカー」が走る、高徳線と徳島線の停車駅が「ひらがな」で書かれています。
大きな声で駅名を読む子もいそうです😅
 

 
ゆうゆうアンパンマンカー」に乗るには、ゆうゆうアンパンマンカーが連結されている「うずしお」や「剣山」を予約しますが、その際に「ゆうゆうアンパンマンカー」を指定しましょう。
指定しないと、普通の車両の指定席券を渡されてしまいます。
 
首都圏のみどりの窓口の係員さんだと、、あまりご存知ないようなので、予約端末上の列車名「うずしおアンパンマン〇号」や「剣山アンパンマン〇号」と伝えると、きちんと「ゆうゆうアンパンマンカー」を選んでくれます。
 
また、座席選びでも注意点がひとつ。
「ゆうゆうアンパンマンカー」は2号車の1ABCD~5ABCD席になりますが、5ABCD席は避けた方が良いと思います。
というのも、5CD席は窓の外にアンパンマンのシールが貼られているため、景色はほどんど見えないからです。
5AB席はここまでではありませんが、バイキンマンのシールに妨げられるので、お勧めできません。
 
なお、景色など関係なく、プレイルームに近い席が希望であれば、5ABCD席はプレイルームに一番近い席になるので、逆におすすめです。
 
 (写真は5CD席)


■プレイルーム
その5ABCD席の先にプレイルームがあります。
座席とプレイルームの境には、かつてグリーン車と普通車の境だった壁が残っています。
 
 
またプレイルームで遊ぶには、ゆうゆうアンパンマンカーの指定席を持っていなくてはいけません。連結されている他の号車の指定席券を持っていても利用できません。
(もちろん自由席の方も利用できません)。
 
チケットを予約した際に、券面の列車名が「うずしおアンパンマン」か「剣山アンパンマン」になっていることを、必ずご確認ください。
 
 
こちらがプレイルーム。十分な広さがあります。
座席でもそうですが、延々とアンパンマンソングが流れています♪
 
 
プレイルームの利用に年齢制限はないようですので、靴を脱いでお邪魔してみます😁

クッション性の高い素材で、ショッピングセンターなどにあるキッズスペースと同じ感じです。
 
 
線路に沿ってハイハイしたりしたら、楽しいこと間違いなしです!
ハイハイしていくと、行き止まりになっていたりします。
(注)大人である私はハイハイしていません。
 
 
列車の揺れで、こどもが窓枠に頭をぶつけたりしないように、クッションが付けられています。
さすがJR四国さんのアンパンマン列車。こども向けのノウハウを蓄積されている感じがします。
ちなみにアンパンマン列車が運行開始して、今年で20周年になるとのことです。
 
 
足元の線路をたどっていくと、座席にたどりつくのですね。
 
 
保護者の方が座って見守るスペースもあります。
 
 
「ゆうゆうアンパンマンカー」にはアテンダントさんが2名乗車されており、1人は売店担当、1人はプレイルーム担当。
ただ、プレイルーム担当のアテンダントさんはべビ―シッターではなく安全要員とのこと。
お子様がプレイルームで遊ぶ際には、保護者の方同伴でということになっていますので、ご留意ください。
 

■記念乗車証
車内検札の際に、車掌さんから「記念乗車証」を頂きました。
「ゆうゆうアンパンマンカー」に乗車した場合のみ、頂くことができます
 
 
裏面はスタンプを押せるようになっています。
売店向かい側にスタンプがありますので、忘れずに押しましょう。
特にこどもが押す場合には、停車中に押すようにすると失敗も少ないでしょう。
 
 
阿波池田駅~徳島駅の間は1時間10分あまり。
ゆうゆうアンパンマンカーは私だけの貸切でしたが、アテンダントさんとお話をしているうちに、あっという間に着いてしまいました。
 

■徳島駅
徳島駅ではアンパンマンとメロンパンナちゃんがお出迎えしてくれます。
 
 
「剣山10号」は、降車が完了すると、すぐに徳島運転区に引き上げていきました。
 
剣山10号は、この日最後の「ゆうゆうアンパンマンカー」。
前後の車両を別の列車で利用するためか、ちょっと目を離したすきに、ゆうゆうアンパンマンカーだけが切り離されていました。
 
次のアンパンマンカーの出番は、明日の朝の高松発の「うずしお」号。
徳島に置いたままでは、運行することができません。
 
実は「ゆうゆうアンパンマンカー」は、良い子が寝た後に高松に向けて運転しているのです🤫

(良い子は寝る時間なので、その指定券は発売していないのですが、見ることはできます。何時に運転しているかは、JTB時刻表をよ~く見てみるとわかるかも。1号車と3号車しかないはずの列車に、幻の2号車が連結されています。)
 
(徳島駅の跨線橋から撮影)
 
JR四国のアンパンマン列車の一員として、これからもこどもたちを楽しませてくれることでしょう🙌
 
↓DVDがついています。