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正解は「かわせみやませみの乗り得座席」という記事でして、書いたのは2年以上前ですが、毎日コンスタントにアクセスがあるのです。
 
観光列車にはいろいろな種類の座席があるので、どの席がいいのかわからないことと、どうせ乗るなら、少しでも好みにあった席に座りたいいうことでしょう🤔
 
今回は山陰線の観光列車「あめつち」のおすすめ座席をご紹介します。
 
 
「あめつち」は鳥取〜出雲市間を運転。
全車グリーン車指定席です。
快速ですが、グリーン車指定席のため、青春18きっぷを併用することはできません🙅
 
まずは全景。
 
 
2両とも座席配置は似たような形。
海側(宍道湖側)にはカウンター席と4人用のボックス席。
山側(大山側)には2人用のボックス席があります。
海側のほうが景色は良いですが、2人用なら山側しかありません。
 
それぞれを見ていきましょう。
 
カウンター席(海側)
1席ずつ独立はしていますが、2席で1組のような間隔で配置されています。
座席はふっくらとして、心地良いです。
 
 
4人用ボックス席(海側)
4人用のボックス席は編成で4区画ありますが、いずれもボックスの中に太い柱が入り込み、こちらも視界を遮ります😅
 
 
4人用ですが、1名単位で予約できます。
同じボックスに誰も乗ってこなかったら、ゆったりと過ごせそうですね。
 
2人用ボックス席(山側)
山側にあるため、海側席より一段高くハイデッキに(2号車の一部は二段高く)なっています。
 
写真の座席部分には、ちょうど窓に桟がないですが、もともとはドアがあった場所だからです。
 
 
座席配置や設備は申し分ないものの、改造車両ゆえ、ほとんど全ての席が窓割と一致していません
 
 
ここから先は、実際に乗らないとわからない、座席の選び方です!
 
★おすすめカウンター席★
観光列車は、新造ではなく改造した車両が多いので、窓割があわず、柱に当たることがよくあります。
このカウンター席を見ても柱や窓の桟が邪魔なのがおわかり頂けると思います。
(左から2号車2AD.4AD)
 
 
一方、こちらの区画は桟のない大窓があって眺望が良さそうです。
ここはもともとは乗降口があった部分で、小窓は戸袋窓の名残です。
(左から2号車10AD.12AD.14AD)
 
 
海側カウンター席で、桟のない大窓を狙うなら1号車4Dまたは2号車12Aがベストです🎯
 
(写真左から、2号車12A.12 D)
 
 
★おすすめ2人用ボックス席★
2人用ボックス席の窓は3タイプあります。
どのタイプがベストかは好みにもよりますので、正解はありません。
 
①桟あり大窓+桟なし小窓
(写真左から2号車11D.11A)
他には1号車1ADなども同様です。
 
②桟なし大窓+桟なし小窓
(写真左から2号車9D.9A)
他には1号車3ADなども同様です。
個人的にはこのタイプが好印象でした。
 
 
③桟あり大窓が中央に1枚
(写真左から2号車7D.7A)
他には1号車9AD、2号車3ADなども同様です。
 
 
ただし、2号車5番、7番は座席が2段高くなっていて、窓の桟がもろに視線の位置にかぶりますのでNG席です。
 
 
★おすすめ4人用ボックス席★
4人用ボックス席は、どこの席でも大きな差がないと言えそうです。
 
 
もうひとつ気にしたいのが足元の配管!
座席の足元に見えているシルバーの配管です。
足を乗せるにはちょうど良いような気もしますが、ない方が広々して快適です。
 
 
この配管がある座席は
カウンター席では、1号車2AD.12ABD、2号車2AD.4AD.10A。
2人用席では、1号車5AD.7AD.11AD。
4人用席は、全区画配管ありです。
 
結論
・カウンター席なら1号車4Dまたは2号車12A。
・2人席は好みが分かれるものの、桟なし大窓と桟なし小窓の組み合わせの1号車3AD、2号車9AD 。
 いずれも桟なし窓で足元配管なしです。
 
・4人席はどこを選んでも大差なしで足元配管あり。
 
全区間乗ると4時間も車内で過ごすことになりますので、座席選びは重要ですね。
 
それではステキな旅を👜