以前は、大分~熊本を結んでいた、九州横断特急ですが、昨年の熊本地震で不通になっている区間があるため、現在は大分~阿蘇間のみの運転です。

大分駅に停車する真っ赤なボディの九州横断特急。
2両編成なのがちょっと寂しいですね😰

大分駅の駅名標です。
大分駅の南側は日豊本線の牧駅、豊肥本線の滝尾駅、久大本線の古国府駅の3駅があります。
駅名標の隣駅が2つあるものはたまに見かけますが、3つは珍しいです😲

九州横断特急71号が折り返しで74号になります。71号から降りてきたのは10数人。
車内清掃と一旦ドア閉めの後、出発15~20分前にドアが開きました。

九州横断特急のロゴマーク。
阿蘇行に乗ったのに、行先表示が大分のものしか撮影してないのはご愛敬。

車両中央にも九州横断特急の文字が。


2両編成で阿蘇に向かって先頭が2号車自由席。後方が1号車指定席です。
九州にしては平凡な造りの車内です。

おすすめの席は、やはり前面展望ができるこちらのお席。

阿蘇行きの場合、2号車16ABですが、自由席なので始発駅で並んで確保したいところです。
大分行きの場合は1号車1CDでこちらは指定席となります。

さて、当日(6月の金曜日)の乗客は1号車の指定席なんとゼロ😭
2号車の自由席も7人だけでした😭

なので、無事に前面展望席をゲット🙌
でもこんなにお客様が少なくて大丈夫なのでしょうか。


デッキとの境のガラスの自動ドアにもロゴマークが。

テーブルにもさりげなく
TRANS-KYUSHU LIMITED EXPRESSの刻印が🙊

それではこんな景色をお供に出発進行!


客室側面の一部の窓ガラスには、水滴がついて曇ってしまっていて、残念な感じです。
冷房のせいなのでしょうか😰

あと、コンセントなんて洒落たものは付いていませんので、ご注意を。


ひとつ目の停車駅、中判田駅を出た辺りから、どんどん山を上っていく感じがします。
豊肥本線の愛称が阿蘇高原線と言われる理由がわかる気がします😊

線路には草が繁っているところも多く、なかなか手が行き届かないんだろうなぁと思いました。
石造りの古いトンネルをいくつも抜けていきます。
先頭の席だからでしょうか、トンネルを抜けるたびに、風圧によるすきま風を感じます。

豊後竹田駅で3人下車し、乗客は4人だけに😂

豊後荻駅を出ると、列車は大分県から熊本県に入ります。

宮地駅手前で右下に盆地が見えてくると、その盆地にある宮地駅に向けてS字カーブで高度を下げていきます。

宮地駅にSLのイラストがあり、そう言えば「あそBOY」ってSLがあったなぁと想いにふけっているうちに、終点の阿蘇駅に到着😊

阿蘇駅には、くろちゃんの駅長室がありました。
あそぼーいの運転時には賑わうのでしょうか?


この先、内牧方面は地震により不通になっているため、全列車がここで折り返しとなります。

その為、ここから肥後大津駅までは代行バスが運行されています(但し日曜祝日は運休です)。

代行バスの乗車レポートはこちら